G7枠組み維持が極めて
重要」事実関係明言せず

G7サミット=主要7か国首脳会議をめぐり、日本が、韓国の参加に反対する意向をアメリカ側に伝えたと、一部で報じられたことについて、菅官房長官は「G7の枠組みを維持することが極めて重要だ」と強調したうえで、事実関係への明言は避けました。

G7サミットをめぐっては、議長国であるアメリカのトランプ大統領が、9月以降に延期し、ロシアや韓国なども招待したいという考えを示していますが、韓国の参加について、日本がアメリカ側に反対する意向を伝えたと一部で報じられました。

これについて、菅官房長官は午前の記者会見で「開催形式は、議長国であるアメリカやG7各国と議論してきているが、わが国としては、G7の枠組みそのものを維持することが極めて重要だと考えている」と強調しました。

そのうえで「最終的にどのような開催形式になるかは、アメリカが調整するものだ。それ以上の詳細は外交上のやり取りであり、コメントは控えたい」と述べ、事実関係については明言しませんでした。