明責任は総理に
不誠実で質問できない」

衆議院予算委員会の集中審議で、野党側は「桜を見る会」の前日夜に開催された安倍総理大臣の後援会主催の懇親会をめぐる答弁に反発して一時、退席しましたが、改めて理事会で対応を協議することになり審議に戻りました。

衆議院予算委員会の集中審議では17日午後、立憲民主党などの会派の山井和則氏が、過去に「桜を見る会」の前日夜、都内のホテルで行われた安倍総理大臣の後援会主催の懇親会について、書面で回答するよう求めましたが、安倍総理大臣は、すでに調査のうえ答弁しているとして拒みました。

これに対し、野党側は「説明責任は安倍総理大臣にある。あまりにも不誠実で、これ以上質問できない」などと反発し、立憲民主党などの会派と共産党が一時退席しました。

これを受けて与党側が出席を呼びかけ、改めて委員会の終了後に理事会で対応を協議することになり野党側は、およそ30分後に審議に戻りました。