わびし不規則発言は
厳に慎む」安倍首相

安倍総理大臣は衆議院予算委員会の集中審議の冒頭で、先週の審議で、立憲民主党の議員の質問が終わったあと「意味のない質問だ」とやじを飛ばしたことについて、「おわびし、閣僚席からの不規則発言は厳に慎むよう、身を処して参る」と述べ、謝罪しました。

安倍総理大臣は、先週の衆議院予算委員会での審議で、立憲民主党の議員の質問が終わったあと「意味のない質問だ」とやじを飛ばし、野党側が反発しました。

これについて安倍総理大臣は、17日の衆議院予算委員会の集中審議の冒頭「2月12日の質疑の中で、辻元委員に対し、質疑終了後、不規則な発言をしたことをおわびする。今後、閣僚席からの不規則発言は厳に慎むよう、総理大臣として身を処して参る」と述べ、謝罪しました。

また、立憲民主党の辻元幹事長代行は「桜を見る会」で、過去に都内の別のホテルで行われた安倍総理大臣の後援会主催の懇親会について、「ホテルが見積もりや請求明細書を主催者に対して発行せず、領収書も金額を手書きで記入し、宛名を空欄にして発行したケースはなかったとのことだ。これまでの答弁と違うではないか」とただしました。

これに対し安倍総理大臣は「主催者は安倍事務所ではない。この件については、事務所側はホテルとも話をしており、明細書はいただいておらず、宛名のない領収書をホテル側が書いていることは間違いがない。辻元委員が、私の事務所も含めてということを先方に聞いたのかというと、そういうことではないのではないか。われわれも確かめたい」と述べました。