予算委 桜を見る会答弁
めぐり野党側が一時退席

衆議院予算委員会では、去年の「桜を見る会」で内閣府が推薦者名簿に記載されていた部署名の一部を隠す加工をしていたことをめぐって質疑が行われましたが、野党側が北村地方創生担当大臣の答弁に納得できないとして、一時退席する場面がありました。

衆議院予算委員会の午後の質疑で、立憲民主党などの会派の山井和則氏は去年の「桜を見る会」で内閣府が国会に提出した推薦者名簿について、元の名簿には記載されていた部署名の一部を隠す加工をしていたことをめぐり、行政文書の作成基準を定めた政府のガイドラインに違反するのではないかと、見解をただしました。

これに対し、公文書管理を担当する北村地方創生担当大臣は「来年度初めまでに適切な対応を取るとしており、ガイドライン違反にはあたらない」などと答弁しました。

しかし野党側は答弁に納得できないとして、立憲民主党などの会派と共産党が、一時退席しました。

その後、野党側は質疑を通じてさらに問題を明らかにしたいとして、審議に戻りました。