民の中堅若手 立民など
との早期合流を幹事長に要請

次の衆議院選挙に備えて野党が一つにまとまるべきだとして、国民民主党の中堅・若手議員は平野幹事長に対し、立憲民主党などとの合流を早期に実現するよう改めて要請しました。

国民民主党の津村副代表ら中堅・若手議員およそ20人は立憲民主党などとの早期合流を求めていて5日、党本部で平野幹事長と面会しました。

津村氏らは「安倍政権と対じするために、野党が一つの大きな固まりになる必要がある」「次の衆議院選挙に備え立憲民主党などとの合流を実現するため、速やかに協議に入るべきだ」などと訴えました。

これに対し、平野幹事長は「意見を重く受け止める。水面下でさまざまな努力をしているが、スピード感をもって議論するよう玉木代表にも伝えたい」と話したということです。

このあと津村氏は記者団に対し「合流後の党の名称などは協議を開始したあとに丁寧にコミュニケーションを取ればいい話で、まずは協議のテーブルにつくことを求めた」と述べました。

大塚代表代行「多くの人が納得できる対応を」

国民民主党の大塚代表代行は記者会見で「民進党が分裂したあとのこれまでの経過を踏まえ、できるだけ多くの人が納得できる対応を考えなければならない。議員それぞれの立場でいろいろな意見があるのは当然だが、特定のストーリーで物事が動いている状況ではないと思う」と述べました。