災インフラ整備に
もっと民間資金活用を」

経済同友会の櫻田代表幹事は記者会見で、台風などの災害が相次いでいることから、防災や減災に向けたインフラ整備に、もっと民間の資金を活用するための提言をまとめたいという考えを示しました。

この中で櫻田代表幹事は「国土強じん化のためにはインフラは重要だが、国も地方も財政状況が厳しい中、今までと同じやり方でいいのかという問題意識がある」と述べました。

そのうえで櫻田代表幹事は、インフラを強化するためにもっと民間の資金を活用すべきだとして、インフラの整備に「PFI」と呼ばれる民間資金を活用する手法を、もっと取り入れるべきだという考えを強調しました。

経済同友会では、民間の資金を活用したインフラの整備に向けて、今月中にもプロジェクトチームを設けて検討を進め、来年3月をめどに提言をまとめる方針です。