由党が解散 議員6人が
国民民主党に合流し合併

国民民主党の玉木代表と自由党の小沢代表が合併で合意したことを受けて、自由党が解散し、所属していた議員のうち6人が国民民主党に加わり、両党は合併しました。

国民民主党の玉木代表と自由党の小沢代表が26日未明、両党の合併で合意したことを受けて、自由党は26日午前、政党を解散する手続きを行いました。

そして、自由党に所属していた国会議員のうち、離党の意向を示していた山本太郎参議院議員を除く6人が国民民主党に加わり、両党は合併しました。

これによって、国民民主党に所属する衆参両院の国会議員の数は64人となり、引き続き、立憲民主党に次ぐ野党第2党となっています。

国民 舟山氏「小沢氏の存在感発揮を期待」

国民民主党の舟山参議院国会対策委員長は、記者会見で、「小沢氏は、長い経験を持ち、非常に突破力のある政治家だと本当に尊敬している。野党連携を大きくするための要として、しっかり存在感を発揮していただきたい。選挙でも連携しながら、いい形を作っていけるのではないか」と述べました。

共産 志位氏「野党共闘 前進に期待」

共産党の志位委員長は記者会見で、「国民民主党と自由党を含めた野党6党派で参議院選挙での選挙協力に合意し、スタートしているので、今度の合流により、野党共闘が前に進む方向に行ってほしいという期待は持っている」と述べました。

社民 又市氏「プラスの面が出るか ちょっと懸念」

社民党の又市党首は記者団に対し、「国民から期待されているのは、政党の合従連衡ではなく、安倍政権に対抗する政策を打ち出し、野党が力を合わせて、立ち向かう姿だ。国民民主党と自由党の考え方なので、とやかく言うものではないが、プラスの面が出てくるのか、ちょっと懸念がある」と述べました。