民 自由との協議の
進め方を玉木代表に一任

自由党との連携強化をめぐり、国民民主党は党の参議院議員総会で協議し、今後の協議の進め方を玉木代表に一任することを確認しました。

国民民主党は将来的な合流も視野に自由党と協議を進めていて、執行部が、党所属の衆議院議員や地方組織の代表に協議の経緯などを説明してきました。

28日開かれた党の参議院議員総会で出席者からは「夏の参議院選挙で勝つために何が必要かを優先して考えるべきだ」などの意見が出されました。

そして、今後の協議の進め方は玉木代表に一任することを確認しました。

党内には自由党との連携強化を支持する意見の一方、「時期尚早で、慎重に進めるべきだ」という声も出ています。

連携強化の在り方 来月中に結論で合意

国民民主党の玉木代表と自由党の小沢代表が会談し、連携強化の在り方について、来月中に結論を出すことで合意しました。

国民民主党と自由党は、将来的な合流も視野に連携強化に向けて協議していて、これまでに自由党が、国民民主党の基本政策を受け入れることになっています。

玉木代表と小沢代表は28日午後、国会内で会談し、連携強化の在り方について協議を進め、来月中に結論を出すことで合意しました。

会談のあと、玉木氏は「政策以外にも、いくつか詰めていくところがあるので、しっかりと協議したうえで、結論を得たい」と述べました。

また、小沢氏は「来月中に結論を決めるが、野党結集の第一歩と位置づけ、自民党に代わる受け皿を目指して努力したい」と述べました。