京福祉大留学生700人
退学や不明に「早急に調査」

東京 豊島区に本部がある東京福祉大学によりますと、全国に4か所あるキャンパスのうち、東京 北区のキャンパスに在籍していた外国人留学生およそ700人が今年度、退学したり所在不明になったりしているということです。

立憲民主党の石橋通宏氏は参議院予算委員会でこの問題を取り上げ、今年度までの3年間に1300人以上の留学生が所在不明や除籍になっていると指摘し、調査するよう求めました。

これに対し柴山文部科学大臣は、大学からは昨年度、退学者と除籍者は合わせて688人で、所在不明の人はいないという報告があったことを明らかにしました。

そのうえで、大学側の報告が正確なものか確認する必要があるとして、法務省とも情報を共有して早急に調査し、実態把握を進めたいという考えを示しました。