由との連携強化「野党の
大きな塊を」「時期尚早」

国民民主党は、自由党との連携強化をめぐって、党の地方組織の代表らを集めた会議を開きました。

この中で、玉木代表は自由党との連携強化について、「野党がもう1つの選択肢を国民に示しきれていないことが今の政権の横暴を許しているいちばんの要因だ。もう一度、国民生活を守り、国民に選んでもらえる政治集団の結集を図りたい」と述べ、理解を求めました。

そして、党の執行部が自由党との協議の経緯などを説明したのに対し、出席者からは、「野党の大きなかたまりを作るべきだ」と支持する声の一方、「自由党との連携強化は時期尚早で、慎重に進めてほしい」といった意見も出されました。

国民民主党と自由党は、将来的な合流も視野に協議していて、自由党の小沢代表が意見集約を急ぐよう促しているのに対し、国民民主党は、今後、両院議員懇談会を開くなど、丁寧に党内手続きを進める方針で、具体的な連携の在り方が焦点となっています。