倍政権の地方創生は
実っていない」国民 泉氏

来月の統一地方選挙について、国民民主党の泉政務調査会長は、記者会見で、幼児教育と保育の無償化を進める前に、待機児童の解消に取り組むことや、児童虐待の防止に向けた児童福祉司の増員などを訴えていく方針を示しました。

この中で、泉政務調査会長は、来月の統一地方選挙について、「自民党政権で中央依存の体質が戻っており、安倍政権の地方創生は実っていない。地域に人が定着し、暮らしや伝統が守られる社会を作っていきたい」と述べました。

そのうえで、幼児教育と保育の無償化を進める前に、待機児童の解消に取り組むことや、児童虐待の防止に向けて、児童相談所の児童福祉司を増員し専門性の向上を図ること、それに、高齢化社会に対応するため、ホームヘルパーなどの介護職員の賃金を引き上げることなどを訴えていく方針を示しました。