気があれば、
会派も組める」猪木氏

無所属のアントニオ猪木参議院議員は記者会見で、政治改革に取り組みたいとして、国民民主党と自由党の統一会派に加わる意向を表明しました。

無所属のアントニオ猪木参議院議員は21日午後、東京都内で記者会見し、国民民主党の玉木代表と自由党の小沢代表も同席しました。

この中で、猪木氏は「小沢氏からお誘いをいただいて、私の腹も決まった。元気があれば、会派も組める。思い切った政治改革に力を合わせて頑張りたい」と述べ、国民民主党と自由党の統一会派に加わる意向を表明しました。

参議院では現在、国民民主党と自由党、立憲民主党と社民党がそれぞれ結成した統一会派の所属議員が同じ数ですが、国民民主党は、立憲民主党に入党したいとしている藤田幸久参議院議員を除籍処分とする方針を決めています。

このため、猪木氏が国民民主党と自由党の統一会派に加わっても、藤田氏が立憲民主党の会派に加われば、立憲民主党と社民党の統一会派が1人多くなり、参議院で野党の第1会派になる見通しです。