会長不在の自民 安倍派が意見交わす 運営めぐり主導権争いも

安倍元総理大臣が亡くなったあと、会長が不在となっている自民党安倍派は、安倍氏の一周忌を経た来週以降、今後の派閥運営のあり方をめぐる議論を続けることにしていますが、主導権争いが表面化することも予想されます。

自民党最大派閥の安倍派は、安倍氏が亡くなった去年7月から会長不在の状態が続いています。

会長代理を務める塩谷・元文部科学大臣と下村・元政務調査会長のほか、いわゆる「5人衆」と呼ばれる萩生田政務調査会長、世耕参議院幹事長、松野官房長官、西村経済産業大臣、高木国会対策委員長が中心となって運営していて、6日、所属議員が今後の派閥運営のあり方をめぐって意見を交わしましたが、結論は出ませんでした。

塩谷氏や下村氏らは今後の党役員人事などを見据えて派閥の存在感を高めるためには、速やかに新たな会長を選ぶべきだと主張し、6日夜、塩谷氏が中堅若手と開いた会合でも賛同する意見が出されました。

一方、いわゆる「5人衆」は、自分たちを中心とした体制に移行することを目指していて、6日夜、派閥の会長を務めていた森元総理大臣と会談し、こうした方針を確認しました。

派閥では、8日の安倍氏の一周忌を経た来週以降、新たな体制を決める方法や時期などについて議論を続けることにしていて、双方の主導権争いが表面化することも予想されます。