鳥取県知事選挙 現職の平井伸治氏 5回目の当選

現職と新人の2人の争いとなった鳥取県知事選挙は、自民党県連、立憲民主党、公明党県本部が推薦した現職の平井伸治氏が5回目の当選を果たしました。
鳥取県知事選挙の結果です。
平井伸治、無所属・現、当選。20万442票。
福住英行、共産・新、1万7822票。
自民党県連、立憲民主党、公明党県本部が推薦した現職の平井氏が、共産党の福住氏を抑え、5回目の当選を果たしました。
平井氏は東京都出身の61歳。旧自治省の理事官や鳥取県の副知事などを経て、平成19年の知事選挙で初当選しました。現在、全国知事会の会長を務めています。
選挙戦で平井氏は、コロナ禍や物価高で疲弊した地域経済の立て直しをはかるとともに、子育て支援の充実や鳥取県内への移住や定住の促進によって人口減少対策に取り組むなどと訴えました。
平井氏は「県民と一緒に4年間かけて方向性を出し、決断し、行動していく。県民の道具として、初心にかえって県民と地域のために、まい進することを誓う」と述べました。
投票率は48.85%で、前回・4年前の選挙を4ポイント余り下回り、過去最低を更新しました。