ゲゲゲの鬼太郎「水木しげる記念館」建て替え工事で1年間休館

鳥取県境港市にある「水木しげる記念館」は、老朽化に伴う建て替え工事のため、2023年3月からおよそ1年間、休館します。

「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる境港市出身の漫画家・水木しげるさんの作品などを展示している「水木しげる記念館」について、境港市は、老朽化が進んでいることから同じ場所に建て替える計画です。

記念館は、水木さんの誕生日であり、開館から20周年を迎える2023年3月8日を最後に、およそ1年間休館します。

施設の解体作業は4月から始まる予定です。

境港市によりますと、新たな施設は敷地面積を現在より400平方メートルほど拡大し、原画などの展示スペースを拡充する計画で、工事が完了する2024年4月以降のオープンを予定しているということです。

記念館の入館者は、2003年のオープン以来これまでに435万人余りとなっていて、建て替えることで、より多くの集客を目指したいとしています。

水木しげる記念館は「これまで20年間にわたり、多くの人に来てもらい、水木さんがつくる世界観を楽しんでもらった。よりパワーアップした施設になるよう、準備を進めていきたい」と話しています。

「水木しげるロード」観光客が3年ぶりに100万人超える

境港市の観光地「水木しげるロード」は、JR境港駅からおよそ800メートルにわたって、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪などのブロンズ像が立ち並ぶ観光地です。

境港市のまとめによりますと「水木しげるロード」を2022年に訪れた観光客は、101万4754人で、前年より38%増え、新型コロナの感染拡大前の2019年以来3年ぶりに100万人を超えました。

ただ2019年の観光客が300万人を超えていたのと比べると、2022年はそのおよそ3分の1にとどまっています。

一方12月28日から1月3日までの年末年始の観光客は2万6200人余りと、前年の同じ時期とほぼ同じで、感染拡大前と比べると、58%少なくなっています。

境港市観光振興課は「2022年は水木さんの生誕100年や、行動制限緩和などの影響で観光客が増えたが、年末年始は全国旅行支援が実施されず伸び悩んだ。水木しげるロードができて30年になり、注目を集める取り組みを行って観光客を呼び込みたい」と話しています。