木村拓哉さん「ぎふ信長まつり」 準備進む 経済効果は39億円余

俳優の木村拓哉さんが織田信長役を務める騎馬武者行列が話題の「ぎふ信長まつり」が、5日開幕します。これを前に、岐阜市内では会場の設営などの準備作業が進められています。

「ぎふ信長まつり」は岐阜市中心部を会場に、5日と6日の2日間にわたって開催され、特に6日に行われる騎馬武者行列は、俳優の木村拓哉さんが信長役を務めることで話題になっています。

岐阜市内では4日、準備作業が進んでいて、会場の一つのJR岐阜駅北口の広場では店舗が入るテントの設営が行われていました。

また、騎馬武者行列が練り歩く「金華橋通り」には、観覧客を1万5000人収容できる立ち見の観覧スペースが設けられますが、申し込みが市の人口の2倍を超える96万人余りにのぼったため、地元では落選した大勢の人たちが一目、行列を見ようと訪れることが懸念されています。
このため、通り沿いの商店街では、騎馬武者行列を見るためアーケードに登らないようはり紙をして呼びかけることにしています。

金町3・4丁目商店街振興組合の江崎勤理事長は「アーケードは老朽化しているので絶対登らないでほしい。にぎわうのはうれしいが、無理に見物する人がいないか不安です」と話していました。

“経済効果39億円余” 民間のシンクタンク

「十六フィナンシャルグループ」の子会社のシンクタンク「十六総合研究所」では「ぎふ信長まつり」の来場者について、市内外からのべ60万人と予測しています。

これは俳優の伊藤英明さんが信長役を務めた2009年ののべ50万人を上回っていて過去最大の人出が見込まれています。

そのうえで「十六総合研究所」がこれらの予測データをもとに県の分析システムを使って試算したところ、岐阜県内への経済波及効果は39億4500万円にのぼるということです。

このうち、21億円あまりは飲食や宿泊といった「個人消費」で占められる見込みだとしています。

この結果を踏まえ、十六総合研究所は「せっかくの来場者を一時的な集客として終わらせることがないよう岐阜市のファンをつくり、リピーターとして継続的な集客につなげる必要がある」と提言しています。