輪ボランティア
「行いたくない」60%

2年後の東京オリンピックのボランティアについて、研究機関が20代から60代の合わせて1万人に意識調査を行ったところ、ボランティアを「行いたい」と回答した人は23%、「行いたくない」は60%でした。

これは笹川スポーツ財団がスポーツのボランティアに対する意識を調査するため、ことし3月にインターネットを使って、全国の20代から60代の合わせて1万人から回答を得ました。

それによりますと、2年後の東京オリンピックの期間中、競技会場やその周辺でのボランティアを希望するか尋ねたところ、「ぜひ行いたい」と「できれば行いたい」が合わせて23.1%、「あまり行いたくない」と「全く行いたくない」が合わせて60.1%でした。

また、東京パラリンピックのボランティアについては「ぜひ行いたい」と「できれば行いたい」が合わせて17.7%、「あまり行いたくない」と「全く行いたくない」が合わせて64.4%でした。

東京大会でボランティアに参加を希望する理由としては、「日本で開催されるから」がおよそ40%で最も多く、次いで「スポーツが好きだから」と「選手のプレーをそばで見たいから」が続きました。