北陸新幹線延伸に向け 民間経験者を市の幹部職員に 小松市

石川県小松市は、2年後に控えた北陸新幹線の延伸に向け、観光客の誘致などにあたる幹部職員として、民間企業の経験者を期間限定で採用し6日、就任式が行われました。

6日は小松市役所で、新たに採用された2人の就任式が開かれ、宮橋勝栄市長が「観光誘致や地域課題の解決に、それぞれの経験を生かしてほしい」と述べ、辞令を交付しました。
新たに採用されたのは、コンサルティング業などを経験してきた佐藤文洋さん(40)と、山梨県出身でベンチャー企業の広報を経験した小林太一さん(32)で、2人は今後、観光誘致や地域活性化を担う担当課長として業務にあたります。

就任式で、2人は早速、市長らを前にプレゼンを行い、新幹線の停車駅となる小松駅で、観光客のための交流イベントを開催することなどを提案していました。
担当課長に就任した小林さんは「地元企業と連携を深め、文化が多彩な小松市の魅力を発信していきたい」と話していました。