夏の参院選比例代表 国民・立民共に略称「民主党」に決定

夏の参議院選挙の比例代表で、国民民主党は2日、略称を「民主党」とすることを決めました。
去年の衆議院選挙と同様に、立憲民主党と国民民主党が同じ略称を使うことになります。

立憲民主党と国民民主党は、去年の衆議院選挙の比例代表でいずれも略称が「民主党」だったことから、夏の参議院選挙に向けて話し合ったものの折り合わず、立憲民主党はこれまでに「民主党」とすることを決めています。

国民民主党は、2日の両院議員総会で「有権者への浸透度合いを考えると略称の変更は得策ではない」などとして、これまでと同様に「民主党」とすることを決めました。

去年の衆議院選挙では、どちらに投票したか分からない「民主党」と書かれた票がおよそ360万票に上り、このほかの両党の得票数に応じて比例配分された経緯があり、参議院選挙でも同様の事態が生じることも予想されます。