維新 次の衆院選で野党第1党目標 「政権交代を」

日本維新の会は、党大会で新たな活動方針を決定し「政権交代を目指す」と明記したうえで、その第一歩として、次の衆議院選挙で野党第1党を獲得することを目標に掲げました。

日本維新の会は、27日、大阪市内のホテルで党大会を開き、松井代表ら党の幹部が会場に集まったほか、国会議員や地方議員など、およそ400人がオンラインで参加しました。

この中で、松井代表は「大阪では『身を切る改革』で生み出した財源で住民サービスを提供し、人口も税収も増えている。この形を全国に広げて、持続可能な日本をつくるため、夏の参議院選挙では、与党の圧倒的多数を打ち破り、政権をピリッとさせられる力を持たないといけない」と述べました。

そして党大会では「政権交代を目指す」と明記したうえで、その第一歩として、次の衆議院選挙で野党第1党を獲得することを目標に掲げた新たな活動方針を決定しました。

また夏の参議院選挙については、改選議席の倍にあたる12議席以上の獲得に加えて、「野党のリーダー」として存在感を発揮するために、比例代表で、立憲民主党を上回る、野党最多の得票を目標とすることを確認しました。