しい政府専用機
北海道 千歳基地に到着

来年度から運航が始まる新しい政府専用機が、スイスで行っていた整備作業を終え、17日朝、運用する部隊のある北海道の航空自衛隊千歳基地に到着しました。

新しい政府専用機、ボーイング777ー300ERは、17日午前8時前、北海道の航空自衛隊千歳基地に到着しました。

この機体は、導入から20年以上が経過した現在のボーイング747に代わって新たに運航される2機のうちの1機で、スイスで行っていた内装の整備作業が終わり、運用する部隊がある千歳基地に飛来しました。

主翼と尾翼には日の丸が描かれ、側面には前方から後方にかけて赤いなめらかな曲線が施されています。

千歳基地の周辺には、数十人の航空ファンが滑走路が見える撮影ポイントに集まり、到着する姿をカメラに収めていました。

岐阜県から撮影に訪れた50歳の男性は「運用開始前に政府専用機を撮ることができて、とても感激しました。写真はSNSに投稿したいです」と話していました。

新しい政府専用機は残る1機がことし12月に到着し、運用する部隊は、来年度からの運航に向けて飛行訓練などを本格化させることにしています。