社民党首選 福島氏が再選
“党を大きくし社会変える”

社民党の党首選挙が告示され、福島瑞穂党首のほかに立候補の届け出はなく、福島氏の再選が無投票で決まりました。

社民党の党首選挙は14日に告示され、立候補の受け付けが午後、締め切られました。

その結果、福島党首のほかに立候補の届け出はなく、福島氏の再選が無投票で決まりました。

3月に予定されている党大会で正式に承認されることになっています。

福島氏は参議院比例代表選出の当選4回で、66歳。

平成15年からおよそ10年間党首を務めたあと、おととし7年ぶりに再び党首に就任しました。

福島氏は記者会見で「憲法9条を何があっても変えさせないことなど、社民党にしかできない大事なことがある。党の躍進、前進のために粉骨砕身頑張る」と述べました。

党所属の国会議員が現在2人で、公職選挙法上の政党要件を維持できるかどうかがかかる夏の参議院選挙について、福島氏は「何としても勝利して、党を大きくし社会を変えていきたい。非正規雇用の人や若者、女性などに支持を働きかけていきたい」と述べました。