立民代表選 野党連携争点か
泉氏、小川氏、大串氏ら動き

立憲民主党の代表選挙に向けて、党内外では衆議院選挙で行った共産党との連携の是非をめぐる発言が相次いでいて、野党連携の在り方が争点となる見通しです。
代表選挙をめぐっては泉政務調査会長を推す声がある一方、小川国会対策副委員長が立候補に意欲を示しているほか、大串役員室長も立候補の検討を始めています。

立憲民主党は、枝野代表が衆議院選挙で選挙前の議席を確保できなかった責任をとって辞任するのを受けて代表選挙を行うことになり、国会日程を見極めながら期日の検討を進めています。

代表選挙に向けて党内では、衆議院選挙で行った共産党との連携について「接戦区を増やした」と一定の評価をする声の一方、「政策や理念が異なる政党との協力は以前からの支持層の反発を招いた」と見直しを求める意見も出ています。

また、党最大の支持団体である連合の芳野会長は4日、国民民主党の玉木代表と会談し、共産党とは一線を画すべきだという認識で一致しました。

このため代表選挙では、来年夏の参議院選挙も見据えて野党連携の在り方が争点となる見通しです。

代表選挙をめぐっては泉政務調査会長を推す声がある一方、小川国会対策副委員長が立候補に意欲を示しているほか、大串役員室長も立候補の検討を始めていて、党内の動きが徐々に活発になっています。