衆院選「必ず行く」56%
重視する政策は? 世論調査

NHKが行った世論調査で19日公示される衆議院選挙の投票に「必ず行く」と答えた人は56%で、先週の調査と比べて4ポイント高くなりました。

NHKは今月15日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。
調査の対象となったのは、5430人で、54.2%にあたる2943人から回答を得ました。

衆院選に行く?行かない?

今月31日に行われる衆議院選挙の投票に行くかどうか聞いたところ、「必ず行く」が56%、「行くつもりでいる」が29%、「行くかどうかわからない」が8%、「行かない」が5%でした。
「必ず行く」と答えた人は、先週の調査から4ポイント増えました。

重視する政策は?

投票する際に最も重視するものを選択肢をあげて聞きました。
「経済・財政政策」が34%、「新型コロナ対策」が22%、「社会保障制度の見直し」が22%、「外交・安全保障」が6%、「環境・エネルギー政策」が6%、「憲法改正」が3%でした。

今回の選挙で、与党と野党の議席がどのようになればよいと思うか聞きました。
「与党の議席が増えたほうがよい」が25%、「野党の議席が増えたほうがよい」が31%、「どちらともいえない」が39%でした。

財務省の矢野事務次官は、月刊誌で、新型コロナの経済対策にまつわる政策論争を「バラマキ合戦」と批判し、「このままでは国家財政が破たんする可能性がある」と訴えました。この主張をどう思うか聞きました。
「そう思う」が45%、「そうは思わない」が41%でした。

夫婦が希望すれば、結婚前の姓を名乗れる選択的夫婦別姓について聞いたところ、「賛成」が28%、「どちらかといえば賛成」が32%、「どちらかといえば反対」が17%、「反対」が14%でした。