自民総裁選に向け動き活発化
菅氏 岸田氏 高市氏 下村氏は

来月末の任期満了に伴う自民党総裁選挙をめぐり、菅総理大臣が再選に重ねて意欲を示しているほか、岸田前政務調査会長が立候補に意欲をにじませ、高市前総務大臣も党幹部に意欲を伝えるなどしていて、今後、党内の動きが活発化することも予想されます。

菅総理大臣の自民党総裁としての任期は来月末に満了します。

これに伴って行われる自民党総裁選挙は来週26日に日程などが決まる見通しで、投開票日は来月29日をはじめ、来月の最終週とする案が検討されています。

これについて菅総理大臣は先の記者会見で「総裁として出馬するのは、時期がくれば当然のことで、それに変わりはない」と強調し、再選に重ねて意欲を示しました。

菅総理大臣のほかにも立候補を模索する動きが出始めていて、去年の総裁選挙に立候補した岸田前政務調査会長は19日の派閥の会合で、「総裁選挙は自民党が幅広い選択肢を示す意味で大切な場だ」と意欲をにじませました。

ただ、派閥の前の会長の古賀元幹事長は岸田氏の立候補に否定的な考えを示していて、岸田氏は党内の状況なども見極めたうえで、来週にも態度を明らかにするとしています。

また、高市前総務大臣は19日、二階幹事長と会談し、立候補への意欲を伝えました。

高市氏は派閥に所属しておらず、来週以降、立候補に必要な20人の推薦人を確保したいとしています。

下村政務調査会長は19日、記者団に対し、党内で自身の立候補に期待する声があるとして対応を検討する考えを示す一方、党三役の1人として引き続き菅総理大臣を支えていくと強調しました。

中堅や若手議員の間では、複数の候補者による本格的な論戦を期待する声もあり、今後、党内の動きが活発化することも予想されます。