自民 森山国対委員長
在任期間が歴代最長に

自民党の森山国会対策委員長は、在任期間が、3日で歴代最長になりました。去年9月の菅政権の発足に深く関わった森山氏は、引き続き、菅総理大臣を支える考えを強調しました。

自民党の森山国会対策委員長は、4年前の8月に安倍政権のもとで国会対策委員長に就任し、在任期間が3日で1431日と、大島衆議院議長の通算の在任期間を抜いて、歴代最長になりました。

森山氏は、去年8月に安倍前総理大臣が辞任を表明したあと、二階幹事長とともに、菅総理大臣の総裁選挙への立候補を後押しし、菅政権の発足後も引き続き、国会対策委員長を務めています。

菅総理大臣の信頼が厚く、野党側ともパイプを持つ森山氏は、先の通常国会で、新型コロナウイルス対策の改正特別措置法や、憲法改正の手続きを定めた改正国民投票法などの成立に尽力しました。

森山氏は、記者団に対し「これほど長く務めるとは思っていなかった。野党との約束は守らないと信頼関係が醸成できないので、誠意を持って対応してきた」と振り返りました。

そのうえで、「コロナ禍のあと、大きく世界が変わる可能性もあり、菅総理大臣に頑張っていただくことは当然だ」と述べ、引き続き、菅総理大臣を支える考えを強調しました。