モーリシャス重油流出事故で
派遣の緊急援助隊 帰国へ

インド洋の島国モーリシャスで起きた貨物船の重油流出事故で、政府が派遣した国際緊急援助隊は現地での活動を終えて、帰国することになりました。

モーリシャスで起きた重油流出事故で、油の除去作業などにあたるため、政府は先月から、外務省や海上保安庁の職員などが参加する国際緊急援助隊を3回にわたって派遣し、合わせて19人が支援活動を行ってきました。

活動を終えたメンバーは順次、帰国していて、日本時間の18日、第3陣のメンバーが現地を離れ、20日に、日本に帰国することになりました。

政府は、生態系の再生や漁業の再開をはじめ、経済の回復などを支援するため来月をめどに、JICA=国際協力機構の職員などで構成する調査団を現地に送ることにしています。