動期日前投票所 投票箱
のせたバスが巡回 静岡

今月14日に告示された衆議院静岡4区の補欠選挙で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために分散して投票してもらおうと、投票箱をのせたバスが選挙区内を巡回する「移動期日前投票所」が開設されました。

衆議院静岡4区の補欠選挙の期日前投票で、選挙管理委員会は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、投票所の数を増やしたり投票時間を延長したりして、有権者を分散させる取り組みを進めています。

この一環として20日から、投票箱をのせたバスが選挙区内を巡回する「移動期日前投票所」が開設され、静岡市清水区にある市営駐車場に止められたバスには、有権者が乗り込んで1票を投じていました。

バスの外では担当職員が有権者に使い捨ての手袋を渡したり、えんぴつなどの消毒をこまめに行ったりして、感染防止に努めていました。

76歳の女性は「混雑する場所は避けたいのでこうした取り組みは効果があると思います」と話していました。

清水区選挙管理委員会の本野雄一郎事務局長は「感染を防止しながら1人でも多くの有権者の投票につながるよう努めたい」と話していました。

「移動期日前投票所」は、静岡市では20日から合わせて6か所を、富士宮市では21日から7か所を、それぞれ回る予定です。