日前投票所でも感染対策
長野 松本市長選

8日に告示された長野県の松本市長選挙は、9日から期日前投票が始まり、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、市の選挙管理委員会は投票所に消毒液を設置し、担当者が手袋をするなど対策を強化して投票を呼びかけています。

8日に告示された松本市長選挙には戦後最多の6人が立候補し、9日から市内の10か所で期日前投票が始まりました。

このうち、松本駅前にあるバスターミナルの2階に設けられた期日前投票所では、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、朝から担当者が入り口に消毒液を設置したり、除菌シートで投票用紙の記載台や鉛筆を拭いたりしていました。

訪れた有権者には手の消毒を呼びかけ、担当者は手袋をして投票用紙を渡していました。

投票所には多くの人が出入りするため、選挙管理委員会は、すべての担当者がマスクを着用し、定期的に消毒や換気を行うことにしています。

投票を終えた68歳の男性は「予防対策がとられているので安心して来ました」と話していました。

松本市選挙管理委員会の赤羽正弘委員長は「新型コロナウイルスの影響で投票率の低下が懸念されていますが、対策はしているので大事な1票を投じてほしい」と話していました。

期日前投票は、松本市役所の東庁舎や市の支所などで投票日前日の今月14日まで行われます。