群馬県知事選
山本一太氏が初当選
任期満了に伴う群馬県知事選挙は21日投票が行われ、無所属の新人で自民党と公明党が推薦した、元参議院議員の山本一太氏が初めての当選を果たしました。
群馬県知事選挙の結果です。
▽山本一太、無所属、新、当選。57万6935票。
▽石田清人、無所属、新。18万5959票。
自民党と公明党が推薦した新人の山本氏が、共産党が推薦した新人の石田氏を抑え、初めての当選を果たしました。
山本氏は、群馬県草津町出身の61歳。JICA=国際協力機構に勤務したあと、平成7年から参議院議員を4期務め、この間、外務副大臣や沖縄・北方担当大臣などを歴任しました。
選挙戦で山本氏は、政府・与党とのつながりや国政での経験をアピールし、みずからのトップセールスで群馬の魅力や知名度を高め地域経済の活性化につなげたいと訴えました。
その結果、推薦を受けた自民党と公明党の支持層のほか、いわゆる無党派層などから幅広く支持を集め、初めての当選を果たしました。
山本氏は「県知事になることは目的ではなく手段だ。皆さんから与えていただいた知事という手段を使い、群馬県をよくして、皆さんを少しでも幸せにするという志を絶対に忘れないようにしたい」と述べました。
群馬県知事選挙の投票率は48.51%で、過去最低だった前回4年前を17.15ポイント上回りました。