小ネタ帳

一樹役・星野 源が語ります(その②)

僕は以前に「死ぬ前と死んだ後って、実はあんまり変わらないんじゃないか」と思っている時期がありました。死ぬことが人生のゴールだと考えていたけれど、もし、死んだその状態でそのまま自分が続くんだとしたら、死んで救われる訳じゃないから、なるべく今から頑張って生きないといけないなって。

その後、大病を患って死にそうになったことが契機でまた考えは変わりますが、やっぱりそれでも「生きているうちに幸せにならないと意味がないんじゃないか」という思いがあります。それに近いものがこの「昨夜のカレー、明日のパン」に描かれているような気がしているんですよ。

だから、この作品を見ていて「これからの人生を明るく楽しく前向きに頑張ろう!」みたいに直球ストレートなメッセージを受け取る人はいないかもしれないけれど、ほっとしたとか、ちょっと元気が出たとか、間接的にそんな風に思ってもらえたらいいなと思います。

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