ドラマのみどころ

シーン写真

深山麻子、53歳。大手商社の部長を務め、仕事も順調、さらなるキャリアアップも、と思っていたところ、急に配置転換の辞令が降りた。しかし新しい職場では邪魔者扱い。「今までの私のキャリアってなんだったの!」意を決して会社を辞めるが、結婚したばかりの娘は出産で出戻り、元夫の母がいまだに何かと懐いてくる。果てはなぜか彼女の介護まで降りかかり、仕事を選ぶぜいたくは言っていられない状況に。そしてなりふり構わずいろいろな仕事をやり七転八倒するうちに、しだいに今自分がこの社会に対してやらなければいけないことに気づいていく。現代の女性のセカンドライフをリアルな視点とユーモアで描く、恋あり笑いあり涙ありのハートウォーミングドラマ。

脚本のことば…田渕久美子

『定年女子』は、私の脚本家人生で初めて、「書き終えるのがもったいない」と思わせてくれた作品です。主人公・麻子をはじめとする登場人物たちが、私の中でイキイキ動き、物語を紡ぐ力をくれました。全国の定年女子の皆さんに、また、すべての女性視聴者の方たちに幸せをお届けすることができる、そう確信したドラマでもありました。女性の笑顔の花をひとつでも多く咲かせることができたら、作者として、これほど嬉しいことはありません。

原案のことば…岸本裕紀子

女性にとって定年は、リタイアの淋しさと折り合っていく、人生の黄昏みたいなものではありません。その後の仕事のことや、親の介護、子供の結婚などいろいろ抱えながらも、前向きに、現役として、人生の再構築に向かっていく感じがします。そのパワフルな姿が、NHKのBSプレミアムのドラマ『定年女子』になります。脚本、出演者など多くの女性が華やかに集結。すごく楽しみです。

演出のことば…塚本連平

日曜夜10時、また明日から一週間が始まるのかと重い気分の時こそ、このドラマです。辛い事やきつい事が合っても前を向いて歩いて行こう、そんな気分になれるドラマです。登場人物達がシビアな現実の中でジタバタドタバタしている姿に、大笑いしながらも共感していただけたら幸いです。田渕さんの楽しい脚本、出演者全員の生き生きとした演技、定年に関係ある人もない人も是非お楽しみください。

制作統括のことば…中尾幸男 (テレパック)

「定年女子」、この目新しい4文字に強いインパクトを受けたのが制作作業の始まりでした。日本でも女性の社会進出が本格化して久しいものがありますが、女子力の活用ということでは諸外国に比べまだまだ低位とのデータもあります。主人公、深山麻子(南果歩)は突然定年退職を言い渡され、勢い人生の第二ステージ探しにチャレンジします。にげず、めげず、あきらめず。脚本の名手、田渕久美子さんの筆により、軽妙なタッチの働く女性への応援歌が出来上がりました!

制作統括のことば…出水有三 (NHK)

「男の人って、すぐそういう風に考えるのよね」打合せでの田渕久美子さんの言葉。まだ耳に残っています。はい、すいません。堅苦しい考え方をしていました。定年、介護、子育て。このドラマには重い言葉が続きます。しかし田渕さんが描く登場人物のセリフは軽やかに宙に舞い上がり、地べたではいつくばっていた私まで空にいざない、違う風景を見せてくれました。今知らなきゃいけないこと、今やらなきゃいけないこと・・・。そんなこんなを田渕さんの絶妙な語り口で楽しめるドラマです。

放送予定・スタッフ

【放送予定】
2017年7月9日(日)スタート
BSプレミアム 毎週日曜 よる10時 <連続8話>
【脚本】田渕久美子
【原案】岸本裕紀子
【音楽】羽深由理
【制作統括】出水有三(NHK) 中尾幸男(テレパック)
【演出】塚本連平 猪原達三

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