隠れ菊

ドラマのみどころ

浜名湖畔の料亭・花ずみを引き継いだ、上島通子という女性の波乱に満ちた日々を描いた、サスペンスフルなドラマです。

突然の離婚通告、料亭の倒産に多額の負債、そして夫の愛人との奇妙な駆け引き…。
次々と降りかかる困難を切り抜けていくうちに、通子は驚くほどの「強さ」を発揮していきます。

今なお新鮮な連城三紀彦特有の人間模様。そんな劇的な男女の人生を、極上なエンターテインメント作品にしてお届けします。

隠れ菊 シーン写真

脚本家のことば

国井桂

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男と女のゴールは〈結婚〉ではありません。当たり前に続くと思っていた幸せが愛人の出現や倒産という〈青天の霹靂〉にぶつかって崩れ去った時、一体どうするだろう?ヒロイン通子と同じ視点に立ってドラマを観ていただきたくて、今回は徹底的にモノローグを書きませんでした。そして真剣に人を愛するとは?悩みつつも濃密な連城ワールドをこの上なく素晴らしいキャストで体現したドラマに携われたことを心から幸せに思っています。

演出家のことば

伊藤匡史

隠れ菊 シーン写真

ややもすれば過剰な演出になる内容ですが、そこは伝統のNHKドラマ。「品格」を失わないようには特に気をつけました。そして観月ありささんの演技もそれに伴って、決してケレンでは無い、リアリティのある大人の芝居を見せてくれています。またドラマで「映像・音」が注目されることは少ないのかも知れませんが、今回スタッフが作り上げた物は最高レベルに達していると思っています。ぜひ、その点にも注目して戴ければ幸いです。

制作統括のことば

NHK編成局コンテンツ開発センター 土屋勝裕

隠れ菊 シーン写真

人は誰しも心の底にいろいろな思いを沈めて、表面は穏やかな顔を見せて生きている。心の底に沈んだ思いは、忘れ去られることはなく積み重なり、いつしか浮かび上がってくる。「隠れ菊」は、沈んでいた様々な思いがメタンガスのように水面に噴き上がり複雑な波紋を描く、その波に翻弄される人間たちのドラマです。次々と打ち寄せる波に飲み込まれて溺れそうになりながらも、向こう岸を目指して必死に泳ぎ続けていく主人公を観月ありささんが熱演しています。浜名湖の湖畔に佇む老舗料亭の光と影を、しっとりと、時に激しく描く大人のドラマを楽しみにして下さい。

制作統括のことば

玉江唯

隠れ菊 シーン写真

私事ですが幼い頃、母親に連れられて連城三紀彦さん原作の映画「もどり川」にエキストラ出演したことがあります。そんなこともあってか、著作は愛読していましたが、この「隠れ菊」を知ったのは、3年ほど前。新装版として、書店の棚に並んでいたものを手にしたまま、30分ほど夢中で読み続けてしまうほどの引力でした。そんな連城作品の半分夢のような世界感が、魅力ある映像になっているのを楽しんでいただければ、と思います。

番組情報/制作スタッフ

【放送予定】
2016年9月4日(日)スタート<49分・連続8回>
BSプレミアム 毎週日曜 よる10時から10時49分
再放送:BSプレミアム 毎週土曜 よる11時45分から

【出演】
観月ありさ
緒川たまき 前川泰之
渡辺典子 木下ほうか / 高橋長英 茅島成美 中島ひろ子 合田雅吏 長田侑子 室井響
筒井道隆 松原智恵子

【原作】
連城三紀彦「隠れ菊」

【脚本】
国井桂

【音楽】
林祐介

【制作統括】
土屋勝裕(NHK編成局コンテンツ開発センター)、玉江唯

【プロデューサー】
諸喜田由巳(イメージフィールド)

【演出】
伊藤匡史 麻生学 桑島憲司

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