2008年4月。アートマスター・みうらじゅんの「日本一カッコいい怪獣が見たい!」という個人的な希望で「怪獣デザインプロジェクト」がスタートした。半年間で集まった怪獣デザイン画は323点にのぼり、その中からニックネーム・鷹見さんの『長髪大怪獣 ゲハラ』がグランプリに輝いた。
『ゲハラ』のグランプリ決定と同時に、マスター・みうらは「『ゲハラ』を主役にした短編怪獣映画製作」という新プロジェクトを発表。そこで番組では、『ガメラ 大怪獣空中決戦』で、日本アカデミー賞特別賞特殊技術賞に輝いた樋口真嗣氏に製作総指揮をオファー。即、快諾を得た。
完成予定は2009年2月。「パフォー!」から生まれた怪獣『ゲハラ』が、一流のスタッフの手によって映画化される。しかも、ボランティアスタッフ・キャストは一般から大募集!
パフォー!×みうらじゅん×樋口真嗣という夢のコラボレーションが実現!
映画監督。『ガメラ 大怪獣空中決戦』で日本アカデミー賞特別賞特別技術賞を獲得した日本の特撮映画界のトップランナー。『ローレライ』『日本沈没』『隠し砦の三悪人』などヒット作多数。今回の『ゲハラ』製作に当たっては、マスター・みうらじゅんから「このプロジェクトの成否は、樋口氏が就任するか否かにかかっている」という熱烈なラブコールを受け、即、快諾。
怪獣愛して40余年のみうらが、初の怪獣映画脚本に挑戦!
その内容は、少年みうらが、いい大人になるまでずっと温めてきた「これぞ怪獣映画」という名シーンが続々登場する、いわば"日本怪獣映画の名場面集"。
みうらが考える「カッコいい怪獣映画とは」をこの一作に全て出し切った、魂の一本。

みうらと樋口が怪獣映画や『ゲハラ』のストーリーについて熱く語り合う!対談ムービーをご覧ください。
|
日本海沿岸に突如出現し、村人たちを次々と襲う怪獣――黒い長髪に覆われたその風体から『ゲハラ』と名づけられたが、生態は不明。 何処から来たのか、何を求めているのか、その謎を追って、ある一人の新聞記者・萩原英男(大沢健)が山奥へと分け入って行く…。 妹・桃子(藤井美菜)と母親・都留子(丘みつ子)の心配をよそに、一人奔走する英男。その結果、村上博士(佐野史郎)や 防衛隊員さえも発見できなかった、ゲハラと能登の歴史を結びつける、ある重大な秘密に行き当たる。 |
|
|
萩原 英男…………大沢 健 萩原 桃子…………藤井 美菜 萩原 都留子………丘 みつ子 村上博士 …………佐野 史郎 毛覇羅神社神主 …田口 トモロヲ 漁師・久保…………津田 寛治 防衛隊師団長 ……渡辺 裕之 戦車隊長 …………ピエール瀧 |
去る2月14日に、NHK千代田放送会館で『長髪大怪獣 ゲハラ』プレミアム上映会 が行われました。当日は、150人の観客の皆さんとともに、たくさんのマスコミ関係者にご来場いただきました。
番組MCのペナルティ、大沢あかねさんをはじめ、アートマスターのみうらじゅんさん、制作総指揮の樋口真嗣さん、監督を務めた田口清隆さん、主演の大沢健さん、藤井美菜さんなど、ゲハラ関係者が大集合。
上映後は、拍手が鳴りやまないほどの大盛況でした。
「長髪大怪獣 ゲハラ」は、2月28日(土)に夕張市民会館で上映され、会場には定員を大きく上回る、200人近い観客が来場。
大勢の映画関係者の姿も見られ、作品の注目度の高さをうかがわせました。
上映は、田口監督が10代の頃から撮りためて製作した自主特撮映画「G」と「ゲハラ」の2本立て。
映画祭のアットホームな雰囲気も手伝って、全員で手を叩き、笑い、感動し、本当に一体感のある上映会でした。
そして上映が終わった後に、さらなるお楽しみ企画が。
「ガラエモン・ゲハラ・ロボ 夕張最大の決戦」と銘打ったアトラクションショーの公演!
「G」に登場する「ガラエモン」と「ロボ」、そして「ゲハラ」が、壇上で大乱闘。
普段はおとなしいゲハラも髪を振り乱して応戦しますが、最後はロボの必殺技・ロケットパンチにノックアウトされて撃沈…という、
血と汗と毛が飛び散る一大アクションショーを披露しました。
このとき、観客には知らされていませんでしたが、実はロボの着ぐるみに入っていたのは、田口監督!
最後に着ぐるみから顔を出して、観客に御礼の言葉を述べるというサプライズで、会場は大いに盛り上がったのでした。
その後、屋外で行われたバーベキューパーティーでも、ゲハラが飛び入り参加。すると、たちまち人だかりができて、
握手や記念撮影を求める人が何重にもゲハラを取り囲みました。
あまりの混雑ぶりに、会場をのっとって、ゲハラの大撮影会がスタート。スクリーンでは嫌われ者だったはずの毛の怪獣が、
まるでスターのように、観客の注文に応えたり、カメラに目線を送ったりと、大忙しでした。
こうした昼夜を問わない営業の末に(?)、Gとゲハラは「ゆうばり市民賞」という、大変栄誉ある賞を獲得することができました。
この賞は、全招待作品・全部門参加作品の中から、観客のアンケート評価をもとに選出されるという、映画祭の中でも最も価値ある賞のひとつ。
そんな栄誉ある賞を、しかも短編作品でいただいたということは、本当に有り難く、素晴らしいことです。
作品づくりに携わってくださった皆さん、そしてゲハラを温かく受け入れてくださった夕張の皆さんに、ひたすら感謝、感謝です。
本当にありがとうございました!(ディレクター・ハナ井)
去る7月5日(日)、金沢市にある21世紀美術館にて、NHK金沢放送局・イート金沢主催「長髪大怪獣ゲハラ上映会&記念トークショー」が開かれました。製作総指揮の樋口真嗣さん、田口清隆監督の他、ポスターを手掛けたイラストレーターの開田裕治さんが参加しました。会場には、約70人の聴衆が集まり、撮影裏話や監督からの特別プレゼントなど、盛りだくさんの内容で大いに盛り上がりました。
この日、サプライズとして用意されたのは、田口監督が特別編集をした「長髪大怪獣 ゲハラ・金沢版」。作中の、「ある1カット」が金沢ゆかりの「あの建物」に差し替えられ、映画「ゲハラ」の裏設定が明らかになる、というドッキリが仕込まれていました。
さらに上映後は、緻密なゲハラ・ポスターが出来上がるまでの全過程を、開田さんがスライドショーで初めて種明かし。また、以前から仕事の関係で金沢とは縁が深かったという樋口さんは「このような形で、ようやく金沢を舞台にした怪獣映画が作れました!!」と会場に呼びかけ、集まった怪獣ファンたちを熱くさせていました。
会場に展示されたゲハラポスター【金沢限定版】は、新たに円盤が描き加えられた他、この日の上映スケジュールや場所などの案内が記されていて、超レアな一品。トークショー出演の御三方のサイン入りで、会場を訪れた人にプレゼントされた。









