NHKの事業継続の取り組み(BCP)

いかなる場合でも放送・サービスを継続します

NHKでは、大規模災害の発生時でも確実に放送・サービスをお届けし、視聴者・国民のみなさまの安全・安心を支えるため、東京の放送センターの代替機能として大阪放送局の設備や体制を強化しています。
<NHKの全国バックアップ放送のしくみ>

大阪発で視聴者・国民のみなさまに放送・サービスを届けます

<大阪放送局のBS放送設備>
首都直下地震などの大規模災害で、万一、東京・渋谷の放送センターから放送が出せなくなった場合は、大阪放送局が東京に代わって全国への放送を維持します。大阪のスタジオからのニュース・番組を放送衛星(BS1)に送信し、全国各地の放送局がそれを受信して、地上波のテレビ(総合・Eテレ)とラジオで被災地をはじめとした地域の視聴者にお届けします。災害時に重要な情報源となるインターネットへの発信も大阪局が担います。
※ 大阪上空に厚い雲があり、大阪からの放送波が衛星に届かないおそれがある場合には、福岡放送局を経由して放送を継続する仕組みも整備しています。

首都圏の放送を守ります

<さいたま放送局の非常用のラジオ放送設備>
放送センターから放送が出せなくなった場合、首都圏では、大阪発の衛星放送を東京スカイツリーで受信し、テレビ放送とラジオ(FM)で放送します。また、埼玉県の菖蒲久喜ラジオ放送所でも衛星放送を受信し、ラジオ(AM)で放送します。
さらに、被災地である東京の身近な情報を伝えるため、さいたま放送局にラジオの放送ができる設備を整備しています。

東京の情報や映像を大阪へ集約します

<大阪放送局ニュースセンター>
東京では、放送センターが使用できなくても、都内にある千代田放送会館、放送技術研究所などを拠点に被災状況を取材します。刻一刻と変わる状況を中継でリポートするなど通信衛星を使って映像や音声を大阪局に送り込み、安全・安心につながる情報を全国に伝え続けます。東京上空のヘリコプターの映像や都内各所のロボットカメラの映像なども、あらゆる手段を使って大阪局に集めます。

本部代替機能強化のための大阪局の取り組み

こうした役割を果たすため、大阪局では、東京からの膨大な情報と映像を集めて蓄積する設備や、放送やインターネットサービスを制作する体制を強化しています。
大阪局では、令和3年度から、「ニュース きん5時」など大阪発の全国放送番組を大幅に増やしました。こうした放送は、地域発の情報発信の充実だけでなく、緊急時の放送対応の強化にもつながっています。また緊急事態に備えた訓練も継続しています。
<大阪放送局の緊急報道訓練>
NHKは、今後も、いかなる時も確かな情報を届けることができる強靭な体制を構築していきます。