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上方落語の会

 NHK大阪ホールで開催している「NHK上方落語の会」。昭和36年から始まって330回を超えるこの会は、上方落語の本格の芸を楽しんでいただける会として好評をいただいています。
この会で収録した、今、聞いていただきたい味わい深い話芸をじっくりと堪能していただけるのがこの番組です。旬の若手の噺家から、ベテラン噺家、そして上方落語界を代表する重鎮の落語家まで、多彩な出演者がとっておきのネタを披露。そして、落語に興味を持つゲストが実際に落語会を見て、落語の楽しさ、おもしろさをお伝えします。
笑いと涙の人情噺から爆笑創作落語まで、バラエティー豊かな内容でお届けし、落語をよく知らない人にも、寄席にいるかのように、落語の魅力を感じていただける番組です。

レギュラー司会者 小佐田定雄さん
ご案内 小佐田定雄さん(落語作家)
番組の案内役は、上方落語に造詣の深い落語作家の小佐田定雄さん。
毎回の出演者や、その落語について小佐田さんがわかりやすく紹介。
また、ゲストが感じる落語のおもしろさを聞き出します。
時にはゲストと共に落語にゆかりの場所をご案内します。

放送日時

総合テレビ   金曜日 午前11時05分~午前11時45分(関西地域向け)
※放送時間が変更になりました。

放送予定

※放送日時・内容は変更・休止になる場合があります。

6月30日(金)

 今回は平成29年4月と6月にNHK大阪ホールで実施した「NHK上方落語の会」から、露の団姫さんと桂小枝さんの落語をお送りします。ゲストは女優でタレントの浜口順子さんです。

露の団姫(つゆの・まるこ)

露の団姫(つゆの・まるこ)

 団姫さんは1986年、静岡県の生まれ。
 2005年3月に団四郎さんのもとに入門した一番弟子。2011年に得度してお坊さんになり、自作の仏教落語を披露することもあります。「利き酒師」の資格も持っているという多才なお人です。
 本日は、彼女にぴったりの噺…『松山鏡』をお聞きいただきます。
(小佐田定雄)

「松山鏡」(まつやまかがみ)

 越後国松山村には、昔鏡がなかった。正助という親孝行な正直者が領主から褒美をもらうことになり、死んだ父親に会わせてほしいと言い出した。困った領主は気転を利かせて鏡を与える。正助が鏡をのぞいてみると…。

桂 小枝(かつら・こえだ)

桂 小枝(かつら・こえだ)

 小枝さんは1955年、兵庫県の生まれ。
 1974年に小文枝時代の五代目文枝師のもとに入門。「枝織」と名付けられました。81年に「小枝」と改名。テレビ、ラジオで個性派タレントとして大活躍しておられましたが、近年は古典落語にも積極的に挑戦しておられます。
 本日の演目は文枝師が十八番にしておられた芝居噺『蛸芝居』です。
(小佐田定雄)

「蛸芝居」(たこしばい)

 主人、おかみさん、番頭から丁稚に至るまで、芝居好きが揃った商家。何をするにも歌舞伎のまねごとみたいに大げさにふるまう。或る日魚屋がやって来るが、この男も芝居好き。ひととおり芝居事をして、蛸を置いて行くが、食べられたくないこの蛸は、芝居仕立てでここから逃げようとして、それを見た主人と蛸の相芝居がはじまる…。

6月23日(金)

 今回は平成29年4月と5月にNHK大阪ホールで実施した「NHK上方落語の会」から、桂二乗さんと桂よね吉さんの落語をお送りします。ゲストは女優でタレントの浜口順子さんです。

桂 二乗(かつら・にじょう)

桂 二乗(かつら・にじょう)

 二乗さんは1978年、三重県四日市市の生まれ。
 2003年7月に米二さんのもとに入門した一番弟子です。
 上方落語にはなくてはならない寄席囃子の名手でもあり、「上方落語の会」のお囃子も担当しておられます。その一方で、特技が洋酒カクテル作りというモダンな一面も…。今回お聞きいただきますのは『癪の合薬』というアウトドアのお話です。(小佐田定雄)

「癪の合薬」(しゃくのあいぐすり)

 大家のお嬢さんが女中と二人で野がけに出かけて、持病の癪を起こしてしまう。このお嬢さん小さな頃から癪持ちで、どういうわけか家にあるヤカンをベロベロ舐めると癪が治まるという体質。そこにたまたま家来を連れたお侍さんが通りかかって…。

桂 よね吉(かつら・よねきち)

桂 よね吉(かつら・よねきち)

 よね吉さんは1971年生まれの京男です。
 1995年12月に吉朝さんのもとに入門した三番弟子です。
 歌舞伎や狂言などの古典芸能に詳しいのは師匠譲り。コラボレーションの会なども開催しておられます。
 本日は、昔のカルチャーセンターを舞台にした『稽古屋』をお聞きいただきます。(小佐田定雄)

「稽古屋」(けいこや)

 何か色事をする工夫はないかと甚兵衛さんのところに聞きに行き、「色事するには芸がないといけない、横町に稽古屋の師匠がいるので、何か習ったらいい」と言われて早速習いに行く。待っている間に、習い事をしている子供の焼き芋を食べてしまったりと、騒動がおこるが…。

浜口順子(女優・タレント) 【ゲスト】

浜口順子(女優・タレント)

 自称、上方落語界の応援団長、浜口順子です。今回も落語を楽しく聞かせていただきました。
 今回はオープニングで、普段はお囃子の鳴物も担当されている桂二乗さんにお囃子さんたちがスタンバイされている場所や楽器を紹介してもらいました。上方落語の中には“はめもの”というお囃子が入るものがありますが、「自分が失敗すると、演者さんが失敗したように感じられてしまうので、より一層気をつけて演奏しています」と言われるのを聞いて、いろいろな演者さんの様々な演目に合わせて、きちんと演奏していくのは、プレッシャーも相当なものがあるだろうなと感じました。
 その桂二乗さんの「癪の合薬」ですが、焦ったお侍さんと美人な姉妹の演じ分けがコミカルで、涙を流して笑ってしまいました。お侍さんの頭が、やかんに見えるって言う発想がとても面白いですね…。
 桂よね吉さんの「稽古屋」。よね吉さんの落語を見ていると、何となく米朝師匠の落語を思い出しました。間合いとか、ボケた後のツッコんだ感じとか、お声も少し似ているな…、と思って見ていました。小佐田先生にお聞きすると、米朝師匠のお宅で3年間内弟子修業をされたと言うことなので納得しました。
 これからも落語をもっと聞いて、またゲストで呼んでもらえればいいなと思っています。ありがとうございました。

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