7月30日放送

みなぎるパワー!地の恵み ~兵庫・新温泉町~

兵庫

関西の端、鳥取県との境に位置する兵庫県新温泉町は、地球の力があふれる、マグマの恵みを受けた豊かな地。
自慢の温泉は一般の家庭にも引かれ、風呂はもちろん、料理や洗濯など、暮らしのすべてに役立っている。
さらに、地球の力が作り上げたリアス式の地形は豊饒な漁場を生み、天然の岩ガキやイガイなどおいしい夏の幸がいっぱい!
山では豊かな土壌が育んだ作物や絶品の但馬牛に舌鼓!
地のエネルギーがもたらす恵みを存分に体感する旅!

旅した人

渡辺正行(タレント)
千葉県出身。ラサール石井、小宮孝泰と「コント赤信号」を結成し、「リーダー」の愛称で親しまれる。バラエティはもとより、司会、俳優とマルチに活動。日本史好きの一面を持つ。

藤田朋子(女優)
東京都出身。1988年に、NHK連続テレビ小説『ノンちゃんの夢』でテレビデビュー、1990年からの『渡る世間は鬼ばかり』に出演し一躍人気に。音楽好きで自らバンドも結成している。旅とおいしいものも大好き。

島よしのり(ナレーター)、橋本のりこ(ナレーター)

旅したところ兵庫・新温泉町

  1. 浜坂漁港
    浜坂は江戸時代に廻船業で栄え、船が行き来していました。川沿いには今も昔の石垣が残っています。
    2人は浜坂漁港へ。そこでカキ獲りに行く人に出会い一緒に同行させてもらうことに。潜ってわずか40秒で獲って来たカキは大きくてミルクがたっぷり!自然のおいしさに感動しました。
    さらに夏の旬、白イカをはじめ、イガイ飯・ホタルイカなどもごちそうになり、恵まれた海の幸を感じました。
    【取材で行った場所】
    浜坂漁業協同組合
    住所:〒669-6701 兵庫県美方郡芦屋663-1
    電話:0796-82-3020
  2. アコウ
    リアス式海岸の入り江に開けた、三尾(みお)。
    昔ながらの風景が残る漁村で、夏の高級魚アコウ釣りに行く漁師さんと出会いました。生きた餌しか食べないというアコウは漁に出ても釣れないこともあるという魚。そんな貴重なアコウを刺身でいただきました。
    さらにジャガイモから作った片栗粉を使ったアジフライ、イカのなれずしもいただき、三尾の方たちのやさしさに触れました。
  3. 温泉
    1200年の歴史を誇る温泉地、湯村温泉は、半径400mのエリアに13軒の宿が立ち並びます。
    この町では温泉が家々にひかれていて、お風呂だけではなく家にある蛇口のすべてからいつでも熱い温泉が出ます。
    匂いもほとんどないため料理から洗濯まで、何にでも使える温泉は住民にとってありがたい大地の贈り物。
    温泉が暮らしに寄り添う町の元気を実感しました。
  4. じゃぶ
    周りを山にすっぽりと包まれた海上(うみがみ)に訪れた2人は、野菜を収穫しているお母さんたちに出会いました。そんな野菜をたっぷり使った郷土料理が「じゃぶ」。旬の野菜の栄養とおいしさがたくさん詰まった「じゃぶ」をはじめ、次々と出てきた地元の野菜料理に驚き。海上の人の温かいもてなしの心に癒され、パワーをもらいました。
  5. 梅干し
    山あいにある春来という集落で赤じそを収穫している方に出会いました。そのしそを使った村に伝わる梅干し。
    昔から変わらないやり方で漬けられているそうです。しっかりした果肉と程よい酸味に、夏の疲れも吹き飛びました。
  6. 豆腐
    山のわき水で作られる、知る人ぞ知る名水豆腐があると聞き切畑という集落へ。自宅の一角で代々作ってきた豆腐は1日に20丁しかつくらないため「幻」と言われてきました。
    清き水を生む、故郷のすばらしい自然があるからこそ作られてきた豆腐は、何もつけなくてもおいしいといいます。故郷の恵みに感謝しながら守られてきた味を堪能しました。
  7. 但馬牛
    緑豊かな塩山という集落で、健やかに育っていたのは但馬牛。元々は農耕の牛として集落のどの家でも飼われていました。火山活動で作られた盆地には野草や牧草が豊富に生えます。但馬牛はそれを食べることで元気に育ってきました。
    長年牛飼いをしているご夫婦に、家族みんなでよくするという但馬牛のバーベキューをごちそうになりました。最高のおいしさと家族の絆を育む、大地の魅力を感じました。
  • 行き方
    ① JR山陰本線「浜坂駅」から車で約5分(徒歩の場合20分)
    ③ JR山陰本線「浜坂駅」から車で約15分

視聴者のみなさまへ
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担当日記

「ここで生まれて育って最高!」と岩ガキ漁師の井上さんがおっしゃったのは浜坂の海の上でした。
「この土は何作ってもおいしいもんができます」と、山あいの村、春来で先祖代々しそを作ってきた美寿恵さんは、収獲の合間に教えてくれました。
故郷の土地に感謝し、それを自慢できる。普段、波の音とも土の匂いとも無縁の都会で暮らす私には本当にうらやましく思えました。

そんな豊かな土地の暮らしと、そこで頂くおいしいものが、新温泉町にはいっぱいあります。
大阪から車で3時間以上、もう少し西に行けば鳥取県という関西の端の町です。(カーナビも鳥取県を経由する方が早い、と案内します)。町の人が買い物や遊びに出かけるのも鳥取なんだとか。その遠さゆえ、えぇトコでもこれまで行く機会がありませんでした。が、今回ようやく伺うことができた地は、驚きと感動の宝庫でした。
カニで名高い冬の浜坂と湯村温泉しか知らなかった私たちに、小舟でないと入れない神秘の鍾乳洞へ案内してくださったり、夏野菜たっぷりの郷土料理、じゃぶをご馳走してくださった新温泉町の皆さん。渡辺正行さんと藤田朋子さんの驚きと笑顔が、私たちスタッフみんなの気持ちを表してくださいました。

  その距離にも関わらず、何度でも来たい、と思わせるのは新温泉町の土地が持つ磁力。
そして、何よりそこで暮らす元気な人々の魅力です。
ふるさとの土地に根を下ろし、そこからの恵みを頂きながら生きてきた強さ。それは何百万年もかけて形作られてきた地が育む強さです。屈託のない笑顔とパワーは、今度伺う時もおそらく変わりません。

リアス式の海岸が、カルデラの盆地が、とびきりの旨いもんを届けてくれる町。地中のエネルギーを感じる温泉も、忘れちゃいけないこの町の楽しみです。
日本ってえぇなあ、と改めて思える兵庫の端っこ、元気をもらいにぜひ行ってほしい豊かな場所です。

担当D 吉村

わたしもひとこと!