6月25日放送

奇跡の入り江に幸あふれる ~京都・舞鶴~

京都

穏やかな海に包まれた町、舞鶴。リアス式海岸が静かで栄養豊かな海を育ててきた。そこで獲れる海の幸はどれも大きくて美味!岩がきやもずくが旬を迎え、新鮮な魚を使ったかまぼこが作られる。海に迫る山の恵みも豊富。舞鶴発祥の万願寺あまとうや、日本一と謳われたわさびなど、大地と水から生まれた美味があふれる。勝野洋さんと松居直美さんが、夏の風と香りを感じながら、旬の恵みを大切に育ててきた人々の誇りと思いにふれる。

旅した人

勝野洋(俳優)
熊本県出身。テレビドラマ『太陽にほえろ!』へのテスト出演を経て、“テキサス刑事”役に抜擢され、一躍人気者に。愛妻家としても知られ、家族の絆を何よりも大切にしている。

松居直美(タレント)
茨城県出身。坂本冬美や石川さゆりら演歌歌手のものまねを得意とし、ものまねレパートリーも豊富。チャレンジ精神旺盛で旅先での出会いを楽しみにしている。

島よしのり(ナレーター)、橋本のりこ(ナレーター)

旅したところ京都・舞鶴

  1. モズク
    大浦(おおうら)半島に、古くからある野原という漁村に向かった2人はちょうど漁から帰って来たモズク漁師さんと出会いました。漁師さんの家でごちそうになったのは、モズクご飯、モズクの味噌汁さらにモズクと一緒にとれるサザエ。恵まれた海でとれる幸せの味を堪能しました。
  2. 岩がき
    すぐそばまで広葉樹林の豊かな山が迫る舞鶴。栄養が豊富で、海の幸がよく育ちます。そんな地元の漁師町のひとつで知り合った岩がきの漁師さん。通常なら3年で水揚げできると言われている岩ガキですが、さらに1年待って大きな岩がきを作ります。舞鶴の夏を代表する自慢の味と、それを育てる漁師さんの愛情に触れました。
  3. かまぼこ
    舞鶴の獲れたての生の魚を練り上げて作られる伝統の味があります。それが舞鶴名物のかまぼこ。他にはない風味の良さとしっかりとした歯ごたえのかまぼこは、普段の食卓からお土産まで舞鶴の町に欠かせない食べ物です。
    【取材で行った場所】
    手作りかまぼこ藤六
    住所:〒624-0928 京都府舞鶴市竹屋51
    TEL:0773-75-0994
  4. わさび
    福井県のすぐそばの杉山集落。樹齢800年の大きな杉のそばから湧き出る名水は、甘くてとてもおいしいと評判です。そんな集落で、みんなで大切に育てられているのがワサビ。かつては日本一のワサビの里と呼ばれていたそうです。2人は集落の方にワサビの茶漬けと粕漬をごちそうになりました。
  5. 万願寺あまとう
    田園風景が山裾に広がる久田美(くたみ)という集落へ向かった2人、舞鶴の夏の恵みである万願寺甘とうを頂きました。生でも食べられる甘とうは素焼きにしても絶品。さらに地元のお母さんたちに甘とうの簡単な料理を教えてもらいました。自然の恵みに向き合って大切に作られた実りを頂きました。
  • 行き方
    ③ JR西舞鶴駅から車で約10分

視聴者のみなさまへ
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担当日記

皆さん、「近畿百景」ってご存知ですか?近畿郵政局が公募し選んだ、近畿地方の絶景ランキングのことなのですが、その第1位に選ばれたのが、五老岳から見下ろす舞鶴湾の眺望です。
近畿で一番!というお墨付きをもらった絶景、訪れてみてその理由がわかりました。
万緑の山、紺碧の海、そのふたつが織りなす鮮やかなコントラスト。山と海が隣り合う舞鶴だからこそ成しえた景観が与えてくれるものは、美しさだけではありませんでした。
 
 目を疑うほどの巨大な岩がき。
 ほとんど流通しないという幻の天然モズク。
 門外不出の伝統野菜、万願寺甘とう。
 日本一と謳われた名水ワサビ。
 この地にしかないおいしいものを育むのは、この地だけが持つ山と海の力。
 鏡のような水面の穏やかな湾には、たくましい命があふれていました。

そんな舞鶴を心から味わい尽くそうと、パワフルに動き回っておられた今回の旅人。
普段から自然の中で生活されている勝野洋さんと、好奇心旺盛な松居直美さん。
海の上で、畑の中で、収獲したばかりの恵みを次々と口にし、夏休みの子供のように目を輝かせていました。
そして、体中でおいしさを表していた二人を、笑顔で見つめていた舞鶴の人々、モズク漁師の上羽さんとその奥様。岩がきに愛情を注ぐ河畑さんご一家。
ワサビ田の復活にかける杉山集落の皆さん。
我が子のように万願寺甘とうを育てる野田さん。
みんな、豊かな恵みにあぐらをかかず、精一杯の愛情と工夫でよりおいしいものを作ろうと、日々汗を流しています。とったばかりの食材が、何の味付けもせずにその場で食べた途端「おいしい!」と思えるのは、そんな皆さんの努力の賜物です。

今回、「奇跡の湾」と形容した舞鶴、その奇跡をどうぞ舌で感じてみてください。
そして、その感動の裏にある漁師さんや農家の方の思いも汲み取ってくだされば、旅の味わいも一層深まると思います。

担当D 吉村

わたしもひとこと!