4月30日放送

生きる力が湧いてくる おいしい!明石海峡

兵庫県

今回の旅の舞台は海の幸があふれる明石海峡、兵庫県の明石市と淡路島。コロッケさんと原日出子さんが、ここでしか味わえない海の幸、山の幸を堪能します。明石海峡で育った新鮮な魚をよりおいしく保つための技、伝統のレシピを受け継ぐ明石焼き、全国で第二位の生産量を誇る兵庫県・明石海苔とその驚きの漁。おいしい物の裏には、よりおいしくいただくための秘密がありました。そして淡路島では、新鮮な魚をその場で調理して頂けるところや、地域で守り続けられてきたお母さん達の優しさあふれる郷土料理を頂きます。自然の恵みに感謝し、愛し続ける人々から生きる力を頂きました。

旅した人

コロッケ(タレント)
熊本県出身。1980年のデビュー以来、ものまねタレントの第一人者として活躍。レパートリーは300種類を超え、その芸を携え、全国を飛び回っている。

原日出子(女優)
東京都出身。1979年に映画に女優としてデビューし、ドラマ、映画、バラエティなど、様々な方面で活躍している。渡辺裕之と結婚し、現在1男2女の母でもある。

島よしのり(ナレーター)、橋本のりこ(ナレーター)

旅したところ兵庫県・明石海峡

  1. 明石浦〆
    明石市の岬町にある、明石浦漁協にお邪魔しました。潮の流れが速い、明石海峡で育った魚は、身が締まり美味しいといわれています。そんな美味しい魚の鮮度を保つために、この明石浦で代々受け継がれてきた技がありました。驚きの技を目の前で拝見させて頂きました。親切な漁師さんのお言葉に甘えて、手料理もごちそうになります。
  2. 明石焼
    明石焼とは、生地の中にタコを入れて焼き、ダシをつけて食べる明石の名物。魚の棚商店街の中にある様々な明石焼き屋さんの中でも、今回紹介する「よこ井」さんは、地元で明石焼の元祖といわれる、大正時代の屋台のレシピを唯一受け継いで今も作り続けているお店です。子どもの頃から60年以上明石焼を焼き続けてきた横井さんの元祖明石焼です。
    【番組で紹介した明石焼きを食べられるところ】
    よこ井
    住所:兵庫県明石市本町1-1-13
    TEL:078-913-0068
  3. 明石焼専用の鍋
    魚の棚市場から少し離れたところにある。明石焼を支えてきた鍋職人、安福さんです。安福さんの鍋は全て手打ち。元は1枚の銅板だったものを、機械には真似できない繊細な力加減で鍋に仕上げていきます。実際にコロッケさんも、洗練された職人の技に挑戦します。
    【番組で紹介した鍋を買えるところ】
    ヤスフク明石焼工房
    住所:兵庫県明石市本町2-6-7
    TEL:078-911-2855
  4. 海苔
    明石の西二見という地域で、これから海苔の収穫に行くという漁師さんに出会いました。漁師さんのご厚意により、実際に船に乗り、収獲を見させていただきます。海苔網の下にもぐって収穫する、先人があみだした驚きの漁。圧巻の光景に2人も大興奮。そうしてとれた海苔をもぐり船の漁師・松本さんの家で料理していただきます。
    【番組で紹介した海苔を買えるところ】
    松本さん
    TEL:078-942-3453 
    (個人での販売になりますので、お求めの際はこちらにご連絡ください)
  5. イチゴ
    豊かな土と水が育む清水という地域で、2人はイチゴのビニールハウスを見つけます。そこで出会ったのがイチゴ名人として知られる85歳の橋本さんです。60年間、毎日イチゴのことを研究し続けています。そんな橋本さんおいしいイチゴをたくさん食べてもらいたいと、もともと春が旬のイチゴを冬にも食べられるようにしたと言います。その方法とは…、
    85歳になっても衰えることのない情熱を持って作り上げてきた、最高のイチゴです。
    【番組で紹介したイチゴを買えるところ】
    ふぁ~みんSHOP魚住
    住所:明石市魚住町錦が丘4-11-5
    TEL:078-947-1515
  6. 野島 とれとれ市場
    高速フェリーに乗り、明石海峡大橋をくぐり、淡路島へ。集落のひとつ野島(のじま)という海沿いの町へ。そこで二人が見つけたのが、お店の前にある大きないけす。その横に立つ小さな可愛い看板娘。案内してもらうと、そこは新鮮な淡路の幸を食べさせてくれるお店でした。出迎えてくれたのは地元の産物を食べてほしいと店を開いた夏池さんご夫妻。
    海峡にもまれた新鮮な海の幸を、見て、食べて、堪能します。
    【番組で紹介した料理をいただけるところ】
    野島とれとれ市場 
    住所:兵庫県淡路市野島蟇浦500-1
    TEL:0799-70-1398
  7. 富島 郷土料理
    続いてやってきたのは命あふれる豊かな、富島(としま)地区。少し海から離れた小高い丘で、なにやら不思議な光景が。そこで、富島で育った元気いっぱいの6人の女性に出会いました。淡路島の良さを知ってほしいと手料理をふるまってくれることに。春限定の絶品料理。地元で語り継がれる数々のおもてなし料理に舌鼓。富島を愛し続けるお母さん方に元気をもらいました。
  • 行き方
    ② JR明石駅から、徒歩4分 魚の棚商店街内
    ③ JR明石駅から、徒歩7分 山陽道沿い
    ⑥ 神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICより車で15分
      県道31号線沿い

視聴者のみなさまへ
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
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各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。

担当日記

イカナゴに始まり鯛、タコ…と華やぐ明石海峡の春。
この時期は特に生命の勢いを感じる季節です。
番組初顔合わせの原日出子さんとコロッケさんも食べることは大好きとのこと。
どの食べ物も本当においしくいただいていたようです。

取材を進める中で感じたのは、人々の食に対する貪欲さと食べ物に対する感謝の気持ち。明石海峡の潮流にもまれ引き締まった鯛を伝統の明石浦〆でしめるのは、せっかくいただいた命を余すところなくおいしくいただくための知恵です。「魚は自分が死んだとは思っていない」と漁師の戸田祐平さんが笑いながら話してくれましたが、もし魚に気持ちがあるとしたら「丁寧に扱ってもらえて魚冥利につきる」なんて思っているかもしれません。そして奥さんの美保子さんの料理はとてもきれいな仕事でした。「この人の料理なら食べてみたい」と思わせる美しい動作。また、まな板を常にきれいに保って魚を調理するのは簡単なようですが、実はなかなかできることではありません。1尾を無駄無く調理することは魚に対する感謝の念でもあります。

海峡を渡って淡路島・富島で出会ったお母さんたち。つくしのつくだ煮は私も子供の頃の思い出の味ですが、イカナゴを合わせるのはこの土地ならでは。自宅のそばで自然に生えているつくしはまさに自然の恵み。目を凝らしてつくしを探し出し、おいしい和え物に仕上げるのも食に対する貪欲さと食べ物への感謝の気持ちです。若い人達が作らなくなってしまった郷土の味、ベラ寿司とおちょぼ汁を後世に伝えていきたいとおっしゃっていました。優しいお袋の味、ぜひ残っていってほしいものです。

そしてステージ4のガンを乗り越え、店を始めた夏池さん。ご本人も支えてきた奥さんもとても明るい方で、そんな大病と闘われた過去があるとは思えません。
でも店でお客さんとふれあうことが生き甲斐であり、こんなに美味しいものが目の前の海にあるのだから元気になれたというお話は印象的でした。

美味しいものを追求し、より美味しくいただくために手をかける。
それは人間がこの世にある限り、続くであろう営みです。
食べることは生きること。生きることは食べること。
それぞれの美味しさはもちろんのこと、生きる力を感じた明石海峡の旅でした。

担当D 川内

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