迷子|NHK ドラマスペシャル

その時、月は、<孤独>と<幸せ>を照らす。

それは、都会の片隅で起こる、一晩の物語。
人があふれる街の中で、肩がぶつかるくらいの距離で暮らしていても、人はすれ違いつづけている。まるで「迷子」のように・・・。
言葉の通じない外国人のお婆さんをめぐって、人びとは夜を過ごす。
月に照らされて、人々の隠されていた気持ちが、少しだけ表に出てくる。月は、ばらばらだった人たちを同時に照らし、ばらばらだった人たちは同じ月を見る。

岸田戯曲賞・三島由紀夫賞に輝く、新進気鋭の劇作家、前田司郎が贈る、オリジナル・ヒューマンストーリー。

2011年2月19日(土)NHK総合 21:00~22:13放送

出演

あらすじ

都会の雑踏に、一人のお婆さん(惲玉純)が座りこんでいる。トミ―(太賀)、菊地(永嶋柊吾)、木島(山田健太)の男子高校生3人組と、OLの君枝(中村映里子)が声をかけるが、言葉が通じない。どうやら外国人の迷子らしい。困った彼らは警察に連れて行こうとするが、警官を見たお婆さんは、突然姿を消す。
お婆さんが逃げ込んだ先は、公園のホームレス・斎藤(逢坂じゅん)の小屋。斎藤は途方に暮れる。そこに斎藤の顔見知りの、高3のミキ(南沢奈央)、大学生の雅夫(金井勇太)、ミキの弟・コウシ(岡田廉)が通りかかる。お婆さんを何とかしてあげたい彼らは、通訳してくれそうな人を探して、珍道中を開始する。
一方君枝は、警官に職務質問されていた男・丸田(忍成修吾)に出会う。北海道から出てきたばかりの君枝は、丸田に駅までの道案内を頼むが、なぜか丸田もお婆さん探しに加わることになり、二人は夕暮れの街を歩き始める。

夜、なんとなく家に帰る気にならない男子高校生3人も、おばあさんを探し続けていた。
そんな中、ぽつりぽつりと、トミーが家の事情を語り始める・・・。

迷子のお婆さんを中心に、「心の迷子」たちの姿が浮かびあがる、一夜限りの物語。

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