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関西発 いのちのラジオ
〜“巨大地震訓練” 試されるあなたの判断〜
ラジオ第1 平成26年9月1日(月) 午前9時5分〜11時50分

NHKと関西民放AMラジオ ・あわせて7局が、毎年防災の日にお送りしている「関西発いのちのラジオ」。
今回のテーマは、「“巨大地震訓練” 試されるあなたの判断」です。

東日本大震災の発生、そして南海トラフ巨大地震の被害想定を受けて、これまで各地で取り組んできた命を守るための防災訓練が、根本的な見直しを求められています。
東日本大震災の津波の犠牲者の中には、かつての常識にしたがって「3階以上の丈夫な建物」に避難したにもかかわらず、命を落とした方が少なくありませんでした。
その一方で、南海トラフ巨大地震では「早めに避難すれば最大80%が救われる」とも示されています。
専門家は、「教えてもらった正解どおりに行動すれば助かる時代」から「正解がない時代へ」、そして、「自分の命を自分で守るための判断力と行動力が必要」だと指摘します。
いのちを守るためにどのような訓練を行い、どんな力を身につけるべきなのか。
訓練現場の中継や、各地の新たな取り組みを交えながら、正解がない時代の「命の守り方」を考えていきます。

避難訓練

番組では、南海トラフ巨大地震の発生を想定し、実際に避難訓練を行います。皆さんも、地図を見ながら、命を守る方法を一緒に考えていきましょう。
和歌山県御坊市
南海トラフ巨大地震で、早くて25分ほどで津波が到達すると想定されています。
広い範囲で浸水すると考えられている沿岸部の地区ではどのように避難すればいいのか?
住民の方と一緒に、いくつかの方法を訓練で検証します。
大阪府堺市
紀伊水道をさらに北上した堺市では、南海トラフ巨大地震での津波の到達には100分ほどの時間がかかると想定されています。
この時間をどのように活用すればいいのか?自分や大切な人たちの命を守るのはもちろん、どんなことができますか?訓練の中で考えます。

みなさんからのお便り募集

番組では、皆さんからのお便りを募集しています。あなたの街で行っている地震などの防災訓練では、困っていること、悩んでいることはありませんか?また、防災訓練をよりよいものにするために実践していることはありますか?メッセージはこのホームページからお送りになれます。お待ちしています。

お便りはこちらからお寄せください

ゲスト

  • 佐藤江梨子さん
    (俳優)

  • 矢守克也さん
    (京都大学防災研究所教授)

担当リポーターより

  • ABC朝日放送
    中村 智子(なかむら・ともこ)記者

    ABCは、堺の皆さんの避難訓練を生中継します。堺は地震発生から津波到達まで約100分。普通に歩けば、ゴールまで十分間に合います。しかし今回は「途中でけが人を発見した」と想定。「おんぶ」「車イス」「簡易タンカ」で救助しながら向かいます。果たして津波到達時刻までにゴールできるのか、訓練を通して試してみます。
  • MBS毎日放送
    千葉 猛(ちば・たけし)アナウンサー

    大阪は水の都。しかし大地震で地盤沈下が起き、川の堤防が壊れる可能性が、府の南海トラフ巨大地震の被害想定で示されました。地震発生から数分で川の水が町に流れ込む状況からどう避難するか、私が取材報告します。何がベストなのか、ラジオをお聞きの皆さま、一緒に考えていただけませんか。
  • OBCラジオ大阪
    藤川 貴央(ふじかわ・たかお)アナウンサー

    大きな災害が発生した際の避難や避難所生活の中で、目や耳が不自由な方、障害のある方の存在は見落とされがちになります。東日本大震災での事例を踏まえ、我々が日頃できることは何か?災害時の障害者支援の在り方をお伝えします。いざという時に助けあうために!皆さん一緒に考えましょう!
  • ラジオ関西
    林 真一郎(はやし・しんいちろう)アナウンサー

    来年の1月17日で阪神・淡路大震災からちょうど20年。この間にも大規模な災害が各地で起きています。私たちが経験したことを、いかに次世代に伝えていくのか?これは現代を生きる私たちの責務です。今回、私は姫路市からの中継を担当します。姫路の皆さんが、命や地域を守るどんな取り組みをしているのか?ラジオをお聴きの皆さんの参考になるようにお伝えします。
  • KBS京都
    遠藤 奈美(えんどう・なみ)アナウンサー

    毎年、約5,000万人以上の観光客が訪れる京都市。南海トラフ巨大地震では、京都市民だけでなく数十万人の観光客が京都市内で帰宅困難になると言われています。そんな災害時に、今ソーシャル・ネットワーキング・サービス、SNSが注目されています。東日本大震災では、被災地から災害情報を迅速に伝達し救援を呼びかけたり、帰宅難民となった人々が情報収集する手段としてSNSが注目されました。世界中の人が共通して利用しているグローバルなSNSですが、発信された情報はその信頼性などに課題があり、溢れる情報の中から自分の命を守る情報を判断する力が必要となってきます。緊急時にこそ冷静な判断と行動ができるように、そしてSNSを使った新しい訓練の可能性をリスナーの皆さんと一緒に考える一日にしたいと思っています。
  • WBS和歌山放送
    川井 淳史(かわい・あつし)アナウンサー

    多くの地域で高齢化が進む和歌山県。今年の「いのちのラジオ」では、県中部の御坊市を舞台に、徒歩避難が迅速にできない現状を踏まえて、車を使って少しでも安全な避難を模索したいと思います。地震、津波など複合の災害を想定し、渋滞の少ない避難ルートを探り、津波から逃げきれる可能性を少しでも高める第一歩になればと考えています。

番組キャスターより

  • NHK大阪放送局
    横尾 泰輔(よこお・たいすけ)アナウンサー

    東日本大震災で、私は押し寄せる大津波を実況しながらスタジオから避難を呼びかけました。しかし、多くの方が犠牲となり、今も「あの放送でよかったのか」「もっと命を救えたのでは」と考え続けています。そして、日頃の備えと放送の大切さに改めて気付かされました。9月1日の『いのちのラジオ』、命を守る備えのきっかけにぜひお聞き下さい。

AMラジオ災害問題協議会

災害が起きた時に威力を発揮するラジオ。その重要性を広く知っていただこうと、NHKと関西の民放AMラジオ局は、平成6年に「AMラジオ災害問題協議会」を発足。阪神淡路大震災が発生した平成7年からは、「関西発いのちのラジオ」というタイトルで、毎年9月1日の防災の日に特集番組を放送しています。
(参加局 朝日放送 毎日放送 ラジオ大阪 ラジオ関西 KBS京都 和歌山放送 NHK大阪)

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Case1 沿岸部で

海辺の町に住む老夫婦。
学校帰りの孫が遊びにくるのを心待ちにしているさなか突然の激しい揺れ。
揺れがおさまりあわてて家族の安否を確認しようとする夫婦には、遠くで鳴り響く防災無線のサイレンの音が届かなかった・・・
番組では、南海トラフ巨大地震の発生をシミュレーションしたミニドラマを放送します。
何が起き、どんな情報が得られるのかを考えます。

Case2 都市部で

職場の上司と大阪中心部・梅田の地下街を歩いていた会社員の女性。突然、一斉に鳴り響く携帯電話の緊急地震速報。地下街から出た彼女が見たのは、路上を埋め尽くすほどの人の群れ。ぼう然と立ち尽くす彼女は、本当の危機をまだ知らない・・・
番組では、南海トラフ巨大地震の発生をシミュレーションしたミニドラマを放送します。
何が起き、どんな情報が得られるのかを考えます。