みんなの防災

外国人への情報提供

災害の時、日本の言葉がわからない外国から来た人たちにどのように対応すればよいでしょうか。

東日本大震災では、「高台」という日本語が理解できない外国人がいて、逃げるのに支障が出るということがありました。
また、西日本豪雨では、「避難勧告」のメールが日本語だけで届き、それが理解できずに、逃げ遅れた外国人がいました。

まず、災害時、周りに困っている外国人がいたら、声をかけてください。その際は、難しい単語を避け、やさしい言葉を使います。

たとえば、
▼「避難所」は 「みんなが にげる ところ」
▼「炊き出し」は 「あたたかい たべものを くばる」などです。

スマートフォンを使えるなら、「NHK ワールド」のホームページや専用アプリで、英語など、多言語の情報を得ることができます。

避難所などでは、日本語が得意な外国人に通訳を務めてもらうなど、支援される側から支援する側に回ってもらうことも重要です。災害時には、お互いが助け合っていくことが必要です。