やまとの季節

2020年07月01日 (水)

やまとの季節 七十二候「桔梗咲き 御仏微笑む」

「ならナビ」7月1日放送予定 

映像作家・保山耕一さんが、NHK奈良放送局「ならナビ」に、「やまとの季節 七十二候」をテーマとした極上の映像詩を届けてくれています。音楽は、スペインで活躍するピアニスト・川上ミネさんが、奈良で100年近くの時を刻んできたピアノで、オリジナル楽曲を奏でています。 


やまと七十二候「桔梗咲き 御仏微笑む」 夏至


保山耕一

世界遺産などの撮影で活躍してきたフリーTVカメラマン。「奈良には365の季節がある」をテーマに奈良県各地で日々、奈良の空や光、花、月、寺、などを撮影し、SNS発表・上映会を続けている。

川上ミネ

スペインと京都を拠点に活動しているピアニスト・作曲家。「ラジオ深夜便・ピアノが奏でる七十二候」、Eテレ「やまと尼寺精進日記」などの音楽を手がけている。春日大社奉納演奏会を機に保山氏と出会い、「こころの時代」でコラボレーション。2019年秋から、「やまとの季節 七十二候」の新たな作曲・演奏をスタート。

奈良県立桜井高等学校・100年ピアノ

桜井高校の100年ピアノは、高等女学校時代の1924年(大正13年)に開校20周年記念として購入された輸入ピアノのスタインウェイ社製です。学校の正面右手にたたずむ趣のある講堂に置かれ、卒業式などの式典で演奏されてきました。いつしか、ピアノは講堂から音楽室にうつされ、その後、音楽準備室の片隅で半ば忘れられたように眠っていたといいます。平成22(2010)年、再発見されたピアノをもう一度よみがえらせようと、同窓会や学校が中心となった復活プロジェクト実行委員会が設置され、2012年2月に無事修復を終えたピアノは、かつて置かれていた講堂に戻され、ふたたび美しい音色を奏でるようになりました。

 


七十二候 について

七十二候(しちじゅうにこう)は、古代の中国で生まれました。立春、夏至、秋分…などで知られる二十四節気(にじゅうしせっき)を、さらに約5日ずつの3つに分けて、季節の移り変わりを感じる名前がつけられています。日本では、江戸時代の「本朝七十二候」、明治時代の「略本歴」など、いくつかの異なる七十二候が作られてきました。

「やまとの季節 七十二候」では、保山さんが記録してきた奈良県各地の映像から、いまの「やまと」の暮らしの中で、季節のうつろいを実感できる映像を選び出し、オリジナルの名前を添えて紹介しています。奈良を愛する方々に…これから奈良に出会うであろうすべての方々に…こころを込めてお届けしています。 


【お知らせ】みなさまから心のこもったコメント投稿を数多くいただき、誠にありがとうございます。担当者一同、こころの励みとさせていただいております。関西ブログの投稿管理は、新しい記事の準備~公開作業とあわせて行っております。原則的には「新記事公開日に、前週投稿いただいたコメントをまとめて公開する」という運用です。その週のうちに公開できることもあるのですが、普段はお待たせしてしまうことが多いかと思います。どうかご理解のうえ、新しい記事公開とあわせてお楽しみいただければ幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

■ コメント(16)
  • 堀尾岳行

    2020年07月01日 13時57分

    元興寺に咲くキキョウ、石仏の間を飾るように咲いて、石の仏様のお顔も微笑むが如く。
    木洩れ日が当たる石仏に手を合わせたくなりますね。
    極楽坊の屋根瓦には飛鳥~奈良時代のものが残っているとか、古の姿を残すその姿に人々の祈りを感じてしまいます。
    桔梗の慎ましやかな姿を川上ミネさんのピアノが静かに奏でています。
    保山さん、素晴らしい映像詩ありがとうございました、次回も期待しています。
    NHKさん、やまとの季節七十二候の映像詩の総合番組での放送ありがとうございます、
    期待しております。

  • 永井有子

    2020年07月01日 19時22分

    桔梗咲き御仏微笑む を拝見しました。

    静かなピアノの音色にやさしい仏様のお顔。
    揺れる桔梗の青さに清々しい風を感じます。

    この心安らぐひとときは、何物にも代えられません。
    今日はやっと一人で静かに拝見できました。

    この映像に心救われる人々がどれほどいることか。
    この不安に満ちた世の中に、どうか一筋の光として
    全国の皆さんに届けて頂けますように。

  • 安藤憲一郎

    2020年07月01日 19時27分

    お地蔵さんと桔梗の花の取り合わせは絶妙ですね。また、清楚な花とピアノが一体化して息をのむ美しい映像です。そして、何気ないお寺の風景ですが、ふと屋根を見上げると飛鳥時代の瓦が何事もなかったかのようにふかれている。そんな奈良の古の風と桔梗を揺らす現代の風を全国の人たちに感じて欲しい。ぜひ全国放送をして下さい。

  • 工藤美千代

    2020年07月01日 20時41分

    御仏様たちと桔梗たちと美しいピアノの見事な共演を見せていただき、ありがとうございます。桔梗のこんなに美しくて凛々しい姿を初めて見た気がします。

  • 2020年07月01日 21時59分

    『桔梗咲き 御仏微笑む』
    奈良町の中心元興寺、平城京へ遷都の際飛鳥から移された歴史の御寺。境内に青紫と白の桔梗が涼しげに咲いています。石仏さまと桔梗が仲良く寄り添っておられ、なごみます。
    石仏さまの笑顔のように優しく、穏やかな旋律を奏でてくださったミネさん、今週もありがとうございました。保山さんお疲れさまでした。
    ☆やまとの季節七十二候を、総合で60分間もの放映を叶えてくださり、ありがとうございました。こんなに嬉しいことはありません。厚くお礼申し上げます。

  • 野尻恭子

    2020年07月01日 23時40分

    「桔梗咲き 御仏微笑む」
    元興寺極楽房の石仏様の間から桔梗がスッと立ち上がり揺れている様は清々しく穏やかで時間の流れがゆっくりになった気がする。
    今回のミネさんのピアノはひときわ優しく、私は映像を見ながら眠りに落ちるような幸福感を味わうことが出来た。
    元興寺創建当時から時代の流れを見守る古代瓦と、優しい石仏様。
    世の中が落ち着いたら、元興寺を訪れて、石仏様に手を合わせて近況報告をしたいと思いました。

  • あさか すず

    2020年07月02日 09時04分

    桔梗の揺らぎ、石仏のあたたかさ、そして何処か哀愁も漂う、ゆったりとした時の流れ。美しい映像と音楽に癒されました。

  • 坂井節子

    2020年07月02日 09時45分

    清々しい青紫のキキョウ 清楚な白のキキョウ 蒸しっとする湿度を忘れさせてくれる爽やかな星型の花!石塔 石仏の間を涼しげに彩っていますね。木もれ日を受けて合掌する石仏様 錫杖を持った地蔵菩薩様 お曼荼羅は極楽浄土の世界でしょうか。みな衆生の苦悩を聞き入れ、受け入れて下さるような静かな微笑みを浮かべていらっしゃいます。元興寺様は保山さんが子供の頃遊び、またカメラマンとして初仕事に臨まれた思い出の場所ではありませんでしたか?
    静寂なお庭で御仏様と語らい合っているような、優しい音色を奏でる川上ミネさん。心が洗われるような、とても落ち着く調べです。
    さて私が石仏様の御前に立ったら、、、映像のような慈しみのある微笑みに出会えるのだろうかと、あれこれ想像をふくらませた二分間でした。、

  • 祥佐

    2020年07月02日 14時33分

    川上ミネさんのピアノ、永い時を経てきた瓦と仏さまに、悠かに続く人々の祈りを感じました。さわさわとした風、木漏れ日、桔梗に囲まれ本当に仏さまも気持ち良さそうですね。優しく見守ってくださる仏さまの映像に手を合わせました。
    保山耕一さん、川上ミネさん、番組制作の皆さん、ありがとうございます。

  • 佐々木美保子

    2020年07月02日 16時37分

    「桔梗咲き御仏微笑む」心に沁みる美しい映像をありがとうございます。
     優しい風に揺れる桔梗の花、その中でどこまでも穏やかに慈悲深い笑みを浮かべじっと佇む石の仏様、飛鳥時代からの瓦や本堂の上を流れる雲を見ていますと、古からの時の流れを感じます。その中で大切に受け継がれてきた心が今の私達に癒やしや安らぎを感じさせてくれるのでしょう。
     保山さんのその思い、川上ミネさんの繊細で優しい旋律に温かい力をいただいています。
     いつも素晴らしい作品を配信してくださいまして、ありがとうございます。また、ずっとお願いしていましたまとめての全国放送も4日の午前に放送していただけるという事でありがとうございます。友人知人にも知らせております。
     今後もできるだけ長く様々な奈良の美しい風景を見せていただきたいです。そして、「映像詩」をより多くの方に見ていただけるように良い時間に放送していただけると尚ありがたいです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

  • 釘谷洋子

    2020年07月03日 01時28分

    木漏れ日の中の石仏につられて手を合わせます。口元もキュッと。保山さんの撮られる仏様の表情をいつの間にか真似て映像を観ている自分が居ます。
    元興寺さんの桔梗は石仏に寄り添うように咲き、楽しげですね。少し細身で、色濃く、蕾も可愛らしい。
    飛鳥時代から1300年、お寺を見守ってきた極楽堂の瓦屋根の存在感、色の素晴らしさ。この先もずっと変わる事なくそこに居て欲しい。
    時の流れをミネさんのピアノが語ってくれます。優しい音色です。遠い昔に思いを馳せた2分間でした。
    本当の奈良の美しさを知って欲しい❗️保山さんのその思いを全国の皆さんに届けて頂きたいと思います。

  • 荒木礼子

    2020年07月03日 16時04分

    7月に入ってこれから蒸し暑い日が続くようになってくる近畿地方。そんな頃に咲き始める桔梗の風に揺れながら咲いている姿はとても目に涼しく映りますね。
     こちらの元興寺さんもいつもながらたいへん古い歴史のお寺なのですね。桔梗の花が石仏が立ち並ぶその間にこんなにたくさん植えられていようとは!花とその仏様達が静かに語らっているようで、見ていると自然にこちらも笑顔になって心が和みます。
     たとえば石仏と桔梗の花、たとえばお寺の屋根のシルエットと流れる雲。保山さんは描く対象を二つとか三つとかに絞って見せて下さる。その対比が素晴らしいと感じます。人間の目はどうしてもたくさんのものを一度に見てしまうけれど、あまりに情報量が多いと脳はそれを上手に処理しきれない‥映像のプロの目が選んだ美しい場面は常に感動を呼ぶように計算され尽くしているのでしょう‥
     総合テレビでの「やまとの季節七十二侯」の全国放送が決まってすごく嬉しいです。NHKの皆様、本当にありがとうございます。奈良在住ではないのでテレビで初めて見られることが楽しみでなりません。この後も、第二回、第三回、特別編等々、
    「やまとの季節」を続々とお待ちしています!

  • 井元路子

    2020年07月03日 21時24分

    無造作に咲いているように見える桔梗と仏さまがとても自然な感じでここだけ時が止まっているようにみえました、が仏さまと仏さまの間を虫が気ぜわしく歩いていくのを見て確実に時は刻んでいるんだなあと思いました。静けさの中に命の営みが見える映像ありがとうございました!NHKの皆様こんな素晴らしい映像を毎週放送していただいてありがとうございます!

  • 松元智恵子

    2020年07月04日 16時51分

    優しいお顔の石仏に寄り添うように揺れる桔梗の花。桔梗の青紫色が花言葉通りに気品がある。石仏に手を合わせ永遠の愛を祈りたい。皆が幸せでありますように・・・。是非、全国ネットでの放送をお願いいたします。

  • Hisako

    2020年07月05日 18時44分

    素敵なタイトルです。仏様たちの穏やか微笑みに包まれ、温かくなります。
    3年前身内を亡くし鬱々とした気持ちで訪れた浄瑠璃寺で、仏様に手を合わせた時「何も心配しなくていいよ。大丈夫だから。」というお声が聞こえてきました。今また仏様方に生きる道しるべを教えていただきました。

    先日は念願だったテレビの大きい画面で一時間の番組が見られ、感謝申し上げます。
    これからも七十二候が見られるよう、そして保山さんのお体の無事をお祈りしています。

  • 田中弘子

    2020年07月07日 12時13分

    石仏様の お顔の優しいこと…
    お顔を拝見するだけで 心がホッと和らいでいく様です
    桔梗のつぼみは
    紙ふうせんの様にぷっくり膨らんで 綺麗なお花と一緒に 風に揺れている姿が
    可愛いですね
    静かな優しい時間…私も同じ風を感じながら 拝見致しました
    今週も
    素晴らしい映像とピアノの音色を有難うございました