やまとの季節

2020年06月24日 (水)

やまとの季節 七十二候「梅雨空に紅の花」

「ならナビ」6月24日放送 

映像作家・保山耕一さんが、NHK奈良放送局「ならナビ」に、「やまとの季節 七十二候」をテーマとした極上の映像詩を届けてくれています。音楽は、スペインで活躍するピアニスト・川上ミネさんが、奈良で100年近くの時を刻んできたピアノで、オリジナル楽曲を奏でています。 


やまと七十二候「梅雨空に紅の花」 夏至


保山耕一

世界遺産などの撮影で活躍してきたフリーTVカメラマン。「奈良には365の季節がある」をテーマに奈良県各地で日々、奈良の空や光、花、月、寺、などを撮影し、SNS発表・上映会を続けている。

川上ミネ

スペインと京都を拠点に活動しているピアニスト・作曲家。「ラジオ深夜便・ピアノが奏でる七十二候」、Eテレ「やまと尼寺精進日記」などの音楽を手がけている。春日大社奉納演奏会を機に保山氏と出会い、「こころの時代」でコラボレーション。2019年秋から、「やまとの季節 七十二候」の新たな作曲・演奏をスタート。

奈良県立桜井高等学校・100年ピアノ

桜井高校の100年ピアノは、高等女学校時代の1924年(大正13年)に開校20周年記念として購入された輸入ピアノのスタインウェイ社製です。学校の正面右手にたたずむ趣のある講堂に置かれ、卒業式などの式典で演奏されてきました。いつしか、ピアノは講堂から音楽室にうつされ、その後、音楽準備室の片隅で半ば忘れられたように眠っていました。平成22(2010)年、再発見されたピアノをもう一度よみがえらせようと、同窓会や学校が中心となった復活プロジェクト実行委員会が設置され、2012年2月に無事修復を終えたピアノは、かつて置かれていた講堂に戻され、ふたたび美しい音色を奏でるようになりました。




 


七十二候 について

七十二候(しちじゅうにこう)は、古代の中国で生まれました。立春、夏至、秋分…などで知られる二十四節気(にじゅうしせっき)を、さらに約5日ずつの3つに分けて、季節の移り変わりを感じる名前がつけられています。日本では、江戸時代の「本朝七十二候」、明治時代の「略本歴」など、いくつかの異なる七十二候が作られてきました。

「やまとの季節 七十二候」では、保山さんが記録してきた奈良県各地の映像から、いまの「やまと」の暮らしの中で、季節のうつろいを実感できる映像を選び出し、オリジナルの名前を添えて紹介しています。奈良を愛する方々に…これから奈良に出会うであろうすべての方々に…こころを込めてお届けしています。


【お知らせ】みなさまから心のこもったコメント投稿を数多くいただき、誠にありがとうございます。担当者一同、こころの励みとさせていただいております。関西ブログの投稿管理は、新しい記事の準備~公開作業とあわせて行っております。原則的には「新記事公開日に、前週投稿いただいたコメントをまとめて公開する」という運用です。その週のうちに公開できることもあるのですが、普段はお待たせしてしまうことが多いかと思います。どうかご理解のうえ、新しい記事公開とあわせてお楽しみいただければ幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

■ コメント(15)
  • 安藤憲一郎

    2020年06月24日 15時53分

    紅花の色がきれいですね。とても雷鳴と豪雨の中で撮影されたとは思えません。全体の色彩もカメラのところだけ雨が降っていないのかと思えるような美しさです。花の色や水滴のひかりに目を奪われているとさりげなく現れる石舞台。ふと気づかせる奈良の風景。2分足らずの短い時間なので息をする間も無く終わってしまいました。もっと長い時間をとって全国放送でお願いします。

  • 堀尾岳行

    2020年06月24日 16時17分

    まゆはきをおもかげにして紅粉の花、と芭蕉も詠んだ
    紅花が石舞台できれいに咲いています。
    紅花には棘があり露で濡れた早朝に花を順に摘むから
    古には末摘花と呼ばれたとか。
    ハラビロトンボやヤマトシジミが舞う紅花畑に
    風起こり、稲妻光り、夕立ち降る。
    やがて雲流れ、青空戻る、残り雫に映る紅花が美しい。
    川上ミネさんのピアノが紅花のキラキラ感と濡れたしっとり感を
    奏でて映像詩にリズムを付けています。
    保山さん今回も素晴らしい映像詩ありがとうございました。

  • 2020年06月24日 22時07分

    『梅雨空に紅の花』
    紅の花真っ盛り。とんぼや蝶々が長閑に戯れる。
    突然激しいにわか雨が石舞台古墳を打ちつけ、稲妻が走る。きっと保山さんは、紅の花の陰でびしょ濡れ!心配です。
    やがて雲が去り、紅の花は綺麗な水玉をいっぱい付けけて...
    ああ、奈良に行きたい。
    今週もミネさん、保山さんありがとうございました。
    七十二候総集編の企画を考えていただけないでしょうか。どうかよろしくお願いいたします。

  • 坂井節子

    2020年06月24日 22時19分

    ぽこっとまぁるい橙色の花。紅花の群生を初めて見たような気がします。古来から日本各地で育てられ 生薬、染料などと重宝されてきた花のなずなのに、、、見かける事がありませんね。
    ナントナント突然スコールのような激しい雷雨。稲妻も遠くない。『保山さん逃げて!』と声をかけたくなる。石舞台を叩きつけた雨は激しい飛沫をあげる。トンボもシジミチョウも紅花の陰に身を潜めることができただろうか。 
    大丈夫!雨と霧は川上ミネさんのキラキラと輝く音に運ばれ 青空に影絵のような紅花を描き出しました。一分半の梅雨のドラマにドキドキして そして最後はほっとすることができました。

  • 島岡和代

    2020年06月24日 22時27分

    石舞台の側に咲く紅花の美しいこと~、風に吹かれても、雨にさらされてもしなやかに身を任せている紅花。トゲトゲの葉の雨粒に映る逆さの紅花。ミネさんの穏やかな、力強さも感じられるピアノにじっと見入りました。奈良の人にだけでなく全国の方にも見ていただきたい奈良の梅雨にさく紅花です。全国放送をよろしくお願いします。

  • 野尻恭子

    2020年06月24日 23時19分

    「梅雨空に紅の花」
    紅花は地元、埼玉では桶川市が有名で馴染みが深い花です。堅く棘があり、背が高く、ドライフラワーにもなる。古くは染料として用いられていたとか。
    私のイメージの中では青空の中の紅花畑が馴染み深いのですが、72候の中の紅花は梅雨空の嵐の中に。濃い灰色の空の中に咲く紅花は闇の中の灯りのように強さ、希望を感じさせてくれる。
    そうか、こんな美しさもあったのか❗️と、激しい雨にうたれる石舞台を見ながら感動しました。
    明日香は長閑でのどかな里山のイメージでホッとしますが、良い意味で予想を裏切り、明日香の別の顔を見た感じがします。
    古代の歴史を紐解けば日本の黎明期に勢力争いをした蘇我氏の邸宅のあったところ。嵐と低音のピアノも似合うのも頷けました。

  • 青井三保子

    2020年06月25日 01時46分

     やまとの季節 七十二候「梅雨空に紅の花」を拝見しました。出かけていて、テレビ視聴は出来なかったが、関西ブログで見ることができ良かった!!
    スマホで見たけれど、紅花のたくましさ、美しさは伝わってくる。激しい雨の中の石舞台!大変な中の撮影、ありがとうございます。
    やっぱり、テレビの大きな画面で見たかったなぁ!
    今日もすっきりとした気分でやすめます。

  • 岩本雅代

    2020年06月25日 01時47分

    梅雨空に紅の花
    石舞台古墳は動かない。何があろうと動じない力。
    ベニバナを潤す一滴一滴の水の力。静と動が伝わり何か力が湧いてきました。
    映像が美しい。やまとの自然が本当に美しい。保山さんだからこその、映像の美しさ深さ。ミネさんだからこその心の音色。この感動を、一人でも多くの人に観て頂きたいです。そしていつか、集大成のロングバージョンを、全世界に届けて下さいますようにお願い致します。いつも映像詩をありがとうございます。

  • 佐々木美保子

    2020年06月25日 18時53分

    「梅雨空に紅の花] この時期にふさわしい素晴らしい映像をありがとうございます。
     蝶が舞、トンボが休むのどかな風景から一転、風雨が強まり稲妻も走る気象の変化。その中で石舞台はたじろぎもせず、木々や紅の花は風雨に身を任せ、ゆらぎながら時を越えていく。やがて雨はあがり、雲の流れ、日の光を感じながら悠然とたたずむ紅の花。古からの時の流れ、自然との共存を感じ、出来事にジタバタしている我が心を反省。生かされている命、委ねて過ごしていきたいなあ、と思い、自然の営みに力をいただきました。
     いつも素晴らしい作品をありがとうございます。保山さんの映像と川上ミネさんのメロディーに癒やされています。できましたら放送範囲を広げていただき、テレビで見る事ができると嬉しいです。よろしくお願いします。

  • 釘谷洋子

    2020年06月26日 01時29分

    降り出した雨 木々は揺れ稲妻が走り空が光る。石舞台には激しい水煙…
    保山さんは雨に打たれて撮影されたのですね。心が動かれたのですね。
    こんな天候も自然の一つの表情。ピアノの調べはゆったりと流れてゆきます。やがて雨があがり、紅花はよりみずみずしく生き生きと空を見上げています。
    ラストの紅花のシルエットが、とても印象的でした。
    もうそこまで眩しい夏が近づいていますね。
    今日も美しい映像をありがとうございました。

  • 工藤美千代

    2020年06月26日 17時11分

    梅雨期のなかにも季節のうつろいがあるのですね。雨の季節の美を見過ごしていました。ありがとうございます。

  • 松元智恵子

    2020年06月27日 11時00分

    紅花畑で遊ぶ蝶やトンボ。風が吹き雨が近づく気配をミネさんのピアノが教えてくれるように流れて、やがて激しい雷雨。雨の音とピアノの音が合わさる。石舞台に打ち付ける雨。雨煙がのぼる。紅花の雨の雫に映る紅花が透き通るように美しい。梅雨空に紅花のシルエット。雨上がりにミネさんのピアノが紅花の一雫を奏でる。今回も保山さんの映像詩とミネさんのピアノに癒され、湿りがちな気持ちを晴れやかにして頂きました。ありがとうございます♥️是非、全国ネットでの放送をお願いいたします。また、春夏秋冬編での長時間の全国放送をご検討下さい。

  • 匿名

    2020年06月27日 18時35分

    梅雨空に紅の花
     昨年初めて訪れた石舞台古墳は独特の雰囲気でした。剥き出しの巨石が不思議な形に組み上がっていて、周りには深々とした空だけがどこまでも広がって…石舞台古墳は日本の黎明期の原始のエネルギーみたいなものを体感できるところだと思いました。
     稲妻が光り、雷鳴轟く空。吹き荒ぶ風、石を穿つかの如く激しく打ちつける雨とその飛沫。見ていると、夏の雨の匂いを直接感じるかのようです。
     細かなトゲに覆われた黄色い紅花は実はあまりちゃんと見たことが無かった花ですが、この花が大陸からその染色の技術とともに渡ってきた頃も、やまとの夏にはこんな雨が降ったことでしょうね‥雨上がりの空にくっきりと切り絵のように浮かぶ花の漆黒のシルエットが心に強い印象を残します。今週もどうもありがとうございました。

  • Hisako

    2020年06月29日 19時36分

    風、雷鳴、湿った土、岩に打ち付ける雨、草花、昆虫、五感に響く映像と音楽に力強さを感じました。保山さんの情熱的な一面が現れています。
    いろいろな事を受け入れてなお、悩みながら、苦しみながら、日々映像を作り上げておられる姿に魅了されます。

  • 田中弘子

    2020年06月30日 12時34分

    台風の様な風雨の中でも
    しなやかに 力強く 咲く紅花
    神様から それぞれにお役目を頂いて…

    夕方の空に向かって
    背筋を伸ばして咲く紅花の後ろ姿…
    に 私も頑張らないとって
    励まされた様な想いがしました
    美しい映像とピアノの音色の中に
    重なる想い…
    いつも やまとの季節七十二候を楽しみにしております
    奈良の美しさ 日本の美しさを
    日本中の皆さんに感じて頂けます様に…