やまとの季節

2020年06月03日 (水)

やまとの季節 七十二候「棚田潤い 水鏡」

「ならナビ」6月3日放送予定

映像作家・保山耕一さんが、NHK奈良放送局「ならナビ」に、「やまとの季節 七十二候」をテーマとした極上の映像詩を届けてくれています。音楽は、スペインで活躍するピアニスト・川上ミネさんが、奈良で100年近くの時を刻んできたピアノで、オリジナル楽曲を奏でています。 


やまと七十二候「棚田潤い 水鏡」小満 


保山耕一

世界遺産などの撮影で活躍してきたフリーTVカメラマン。「奈良には365の季節がある」をテーマに奈良県各地で、日々、奈良の空や光、花、月、社寺、などを撮影し、SNS発表・上映会を続けている。

川上ミネ

スペインと京都を拠点に活動しているピアニスト・作曲家。「ラジオ深夜便・ピアノが奏でる七十二候」、Eテレ「やまと尼寺精進日記」などの音楽を手がけている。昨年、春日大社奉納演奏会を機に保山氏と出会い、「こころの時代」でコラボレーション。2019年秋から「やまとの季節 七十二候」の新たな作曲・演奏をスタート。

奈良県立桜井高等学校・100年ピアノ

桜井高校の100年ピアノは、高等女学校時代の1924年(大正13年)に開校20周年記念として購入された輸入ピアノのスタインウェイ社製です。いまも学校の正面右手にたたずむ趣のある講堂に置かれ、卒業式などの式典で演奏されてきました。いつしか、ピアノは講堂から音楽室にうつされ、その後、音楽準備室の片隅で半ば忘れられたように眠っていました。平成22(2010)年、再発見されたピアノをもう一度よみがえらせようと、同窓会や学校が中心となった復活プロジェクト実行委員会が設置され、2012年2月に無事修復を終えたピアノは、かつて置かれていた講堂に戻され、ふたたび美しい音色を奏でるようになりました。




 七十二候 について

七十二候(しちじゅうにこう)は、古代の中国で生まれました。立春、夏至、秋分…などで知られる二十四節気(にじゅうしせっき)を、さらに約5日ずつの3つに分けて、季節の移り変わりを感じる名前がつけられています。日本では、江戸時代の「本朝七十二候」、明治時代の「略本歴」など、いくつかの異なる七十二候が作られてきました。

「やまとの季節 七十二候」では、保山さんが記録してきた奈良県各地の映像から、いまの「やまと」の暮らしの中で、季節のうつろいを実感できる映像を選び出し、オリジナルの名前を添えて紹介しています。奈良を愛する方々に…これから奈良に出会うであろうすべての方々に…こころを込めてお届けしています。

 


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■ コメント(20)
  • 安藤憲一郎

    2020年06月03日 16時42分

    夕陽に照らされる棚田、それが棚田に映し出す景色。映る水鏡は圧倒的な美しさです。それと相まって流れるピアノの音色が映像に滲み込んでいて一体化し心に癒しと安らぎを与えてくれました。大きな画面で見たいので全国放送をお願いします。

  • 堀尾岳行

    2020年06月03日 17時56分

    夕陽の棚田、飛び立つ白鷺の波紋が余韻を残して美しい。
    明日香村から見る二上山に沈む夕日は、山越阿弥陀の世界。
    とっぷりと日が落ちた後の夕焼け空が田毎の水鏡に写る
    実に静かな風景です。
    川上ミネさんの弾くピアノが夕空の余韻を表しているようです。
    保山さん今回も一編の詩のような作品ありがとうございました。
    NHK様、京都では関西ブロクでしか映像を見ることができません、
    できましたら近畿管内での放送をお願い致します。

  • 工藤美千代

    2020年06月03日 19時05分

    蛙の声に子どもの頃の故郷に心が飛びました。彼岸花の頃に訪れた棚田は、今は空を映しているのですね。二上山の姿が美しいです。遠く四国から奈良に思いを馳せています。珠玉の映像と音楽をありがとうございました。

  • 井元路子

    2020年06月03日 19時28分

    夕焼けが棚田に映ってとてもきれいですね。
    日が沈んだ後、二上山の町の明かりが宝石のようにキラキラ輝いていたのが印象的でした。
    日本人の心の故郷、水田、夕焼け、ありがとうございました。

  • 青井三保子

    2020年06月03日 19時53分

    見事な夕焼け!
    棚田が黄金色に輝き、やがて夕陽が棚田を照らす。
    なんと美しい!!
    毎水曜日は、今か今かとテレビの前でワクワク。
    川上ミネさんのピアノと共に、ステキな奈良を見せて頂きありがとうございます。
    こんなステキな映像を、奈良を、より多くの方に見て頂きたい!
    県外の皆様にも、よろしくお願いします。

  • 2020年06月03日 21時47分

    『棚田潤い 水鏡』
    蛙の声、白鷺、もう都会では出会えることはないですね。
    明日香村の棚田では 遠く二上山の日没が望めます。
    山の向こうに陽が隠れると、保山さんのおっしゃる『むちゃくちゃ綺麗な*焼き返し』が稀に始まる。
    水鏡も、雲も、山も、空も、すべて茜色に包まれてしまう...
    そして夜の黒に変わり里の灯がきらめく。
    美しい! 
    ミネさんにあの夕陽の輝きをピアノで聞かせていただきました。
    いつもありがとうございます。
    もう少し長く見たいと いつも思います。宜しくお願い致します。

  • たえこ

    2020年06月03日 22時23分

    今週も素晴らしい映像詩をありがとうございます!
    思い出深い映像に釘付けになりました。水を張った田に夕焼けが映り込むのは田植えが終わり稲が伸びて来るまでの限られた期間です。しかも「後焼け」がいつも有るわけじゃない。この日この時間、此処に居られた幸せ…この幸せを一人でも多くの方に届けられるよう願います。感謝

  • 坂井節子

    2020年06月03日 22時58分

    カエルたちの鳴き声が響く明日香村の棚田。満々と水がたたえられ、田んぼは水鏡となりましたね。天井の雲の流れるままを映し出し 不思議な美しさを見せています。
    二上山は金剛山地の中でも特別に目立つ存在。その優美な姿を目指して陽は沈んでいきました。里山が集落に陰を落としても 陽は名残を惜しみ辺りを照らす。奈良ファンの皆様がお勧めの場所であることが納得できました。村の明かり、町の明かりが灯ると村は一気に青黒い世界。色の少ない景色の中で 豊かな色彩を秘めた映像は保山耕一さんならではの世界だと思います。百年ピアノを奏でる川上ミネさんの澄んだ高音 重厚な低音は静かな明日香村に実によく溶け込んでいて、とても素敵でした。最後はまたカエルさんの合唱でしたね。

  • 本間悦子

    2020年06月03日 23時25分

    こんなに心が清らかになる映像はありません❗
    今、こういう時だからこそ、保山さん、ミネさんの作品を日本全国の辛い状況に届けて欲しいです❗

  • matsumori

    2020年06月04日 08時38分

    飛鳥の棚田の夕景色。水をいっぱいに湛えられた田んぼはとても美しく、そして何か力を与えてくれます。保山さんの映像と川上ミネさんのピアノの世界が広がります。

  • 松元智恵子

    2020年06月04日 09時22分

    保山さんにしか撮れない風景。その美しく過ぎる色。一瞬一瞬が奇跡の様です。農作業を終えたであろう夕暮れから暗くなり蛙の鳴き声だけの静かな明日香の棚田。田に映し出される天の世界。二上山に沈む夕日の赤い色。日が沈んだ後のなんとも言い表せない赤い空。ミネさんのピアノが映像詩と重なるように流れる時を奏でていて素敵です。2分にも満たない映像詩がずぅーっと心に残り癒してくれます。保山さん、ミネさんの思いを強く感じます。今回もありがとうございます♥️是非、全国ネット放送を宜しくお願いします。

  • Hisako

    2020年06月04日 15時19分

    澄んだ音色と色彩に魅了され、何度も繰り返し見ました。そのたびに自然と涙が出てきます。
    明日香は修学旅行で行って以来、再訪していません。学校の都合で師走の寒い時期になってしまい、
    それでも日本史の先生引率のもと、少人数で散策した楽しい思い出があります。
    卒業後みんなそれぞれの道に進み、中には若くして亡くなった友人もいます。
    彼女の事を思いながら見ていました。

    去年の作品の感想も一言 9月18日 「三輪山に いでし月」
    三輪山の神様が月と共にお姿を現されたような夜です。
    いにしえから人々の祈りをきいてくださる神様、今の私達の祈りにも
    そっと寄り添っていただいている事を感じます。

    奈良に行くと自然と祈りたくなります。そこが奈良の魅力のひとつです。

  • 釘谷洋子

    2020年06月05日 01時32分

    黄金色に輝く棚田。鷺が飛び立ちました。
    一日が終わろうとしています。
    水鏡に映る雲の流れに今日の気持ちを振り返ります。
    悩んだり迷ったり、ほっとしたり癒されたり…
    色々あったなぁ。
    ピアノの調べと夕焼け色に包まれてしみじみ…
    カエルくんの合唱を聞きながら、「明日も頑張ろう!」そう思いました。
    いつもいつも、寄り添ってくれる映像詩です。
    ありがとうございます

  • 荒木礼子

    2020年06月05日 18時21分

    「棚田潤い、水鏡」
     これは日本人にとってこの季節の究極の安らぎの風景ですね…同じ瞬間など二度とない千変万化の空。それを大きく映して広がる棚田。田に水を湛えて田植えを終えた安堵感の中で山に沈んでいくこの美しい夕日を見るとき、日本人はきっと天地(あめつち)に感謝を捧げ豊作を願い、ずっと生きて来たのだなあと実感します。これからの暑い夏。秋に初穂が出るまで沢山の作業があり、苦労もあり…でも必要なことを必要な時にしさえすれば良い…あとは神様が恵みを下さると。日々の糧が米である国の人と神様の堅い絆。その歓びの源にはこのカワズの鳴く穏やかな初夏の夕暮れの景色が昔からあったに違いない。そんなことを思いながら今日も何度も拝見しています。保山さん、そして川上さん、今週も深い感動をありがとうございました。

  • 野尻恭子

    2020年06月05日 23時23分

    「棚田潤い水鏡」
    明日香は奈良の中でも一番好きな場所です。二上山が見えるとそれだけで明日香に来た実感がわきます。保山さんの映像にはたくさんの二上山が出てきますね。
    今回は初夏の水をはったばかりの棚田の向こうに焼けて照らし出されて美しい‼️空の色は刻々と色を変えて二上山を彩りつつ、棚田に空を描く。一瞬、田んぼが空なのか、どちらが本物か分からないくらいに。やがて、辺りは青く染まり夜がおとずれる。
    ミネさんのピアノは棚田の水鏡に映った煌めきを奏でる。お二人が作り出す世界にすっかり幸せな気持ちになります。心がしずまるのです。毎週、楽しみにしています。

  • 佐々木美保子

    2020年06月06日 15時52分

    なんてきれいな夕焼け、その美しい色合い、微妙なグラデーションに特に魂が揺さぶられます。夕焼け空を眺めているといつか戻る魂の故郷への郷愁とそれまで前を向いて生きよう、という力を貰えます。この作品を見せていただき、実際にその場にいて感動に心震えているような感覚になりました。川上ミネさんのビアノの音色がますます、その臨場感を高めてくださいます。
    自分の言葉の拙さがもどかしいです。生命の蘇生を感じる作品にただただため息です。
    いつも素晴らしい作品を見せていただきまして、ありがとうございます。できましたら大きな画面で見せていただきたいです。どうぞ、全国での放送をお願いします。

  • 久野幸信

    2020年06月07日 08時46分

    明日香村、棚田の水鏡。空の色と生き物の波紋を映す。人の長い営みで守られている棚田の風景が、生き物の慈しみに満ちた音と色に、満ち溢れています。川上ミネさんのピアノも映像に溶け込み、私の心も穏やかに溶けて行きます。この放送が全国で流されれば、見るすべての人の心がたった2分ですが、穏やかな慈しみに包まれるような気がします。

  • 加代子

    2020年06月07日 13時57分

    空と棚田の水鏡が一体となって、次々に色彩が変化してゆく美しさ、不思議さ。
    私たちは (条件さえ許せば)こんな美しい世界に住んでいるのですね。
    私もそうでしたが、ほとんどのひとがそれに気が付きません。
    もったいないことです。
    ミネさんのピアノもこの上なく繊細で、映像とともに、静かな祈りのような世界を作り上げていると感じます。

  • ニシダ ヤスコ

    2020年06月08日 20時52分

    保山さんの映像は どうしてこんなにも 心が癒されるのでしょう。
    一日が終わり、疲れた心が 美しい映像と音楽に包まれているうちに すーっと消えて行きます。唯一の私の休息です。
    素晴らしい自然の映像とうっとりする音楽を有り難うございます。
    これからもずーっと観させてください。宜しくお願いします

  • 田中弘子

    2020年06月09日 13時06分

    棚田の 水鏡にうつる 空の色…
    まるで
    ステンドグラスの様ですね
    その日 その時間の 流れる雲の形や 色の変化が 大切な生命の鼓動を刻んでいる様です
    棚田の稲たちは
    早苗の やわらかい葉を揺らしながら 同じように綺麗な星空や
    夕焼けを見上げているのでしょうね
    水面の上を流れる
    早苗の香りと夜の涼しい風を感じて癒されています
    今週も 有難うございました