やまとの季節

2020年05月20日 (水)

やまとの季節 七十二候「田の神 宿る」

「ならナビ」5月20日放送予定

映像作家・保山耕一さんが、NHK奈良放送局「ならナビ」に、「やまとの季節 七十二候」をテーマとした極上の映像詩を届けてくれています。音楽は、スペインで活躍するピアニスト・川上ミネさんが、奈良で100年近くの時を刻んできたピアノで、オリジナル楽曲を奏でています。 


やまと七十二候「田の神 宿る」小満 


保山耕一

世界遺産などの撮影で活躍してきたフリーTVカメラマン。「奈良には365の季節がある」をテーマに奈良県各地で、日々、奈良の空や光、花、月、社寺、などを撮影し、SNS発表・上映会を続けている。

川上ミネ

スペインと京都を拠点に活動しているピアニスト・作曲家。「ラジオ深夜便・ピアノが奏でる七十二候」、Eテレ「やまと尼寺精進日記」などの音楽を手がけている。昨年、春日大社奉納演奏会を機に保山氏と出会い、「こころの時代」でコラボレーション。2019年秋から「やまとの季節 七十二候」の新たな作曲・演奏をスタート。

奈良県立桜井高等学校・100年ピアノ

桜井高校の100年ピアノは、高等女学校時代の1924年(大正13年)に開校20周年記念として購入された輸入ピアノのスタインウェイ社製です。いまも学校の正面右手にたたずむ趣のある講堂に置かれ、卒業式などの式典で演奏されてきました。いつしか、ピアノは講堂から音楽室にうつされ、その後、音楽準備室の片隅で半ば忘れられたように眠っていました。平成22(2010)年、再発見されたピアノをもう一度よみがえらせようと、同窓会や学校が中心となった復活プロジェクト実行委員会が設置され、2012年2月に無事修復を終えたピアノは、かつて置かれていた講堂に戻され、ふたたび美しい音色を奏でるようになりました。




 七十二候 について

七十二候(しちじゅうにこう)は、古代の中国で生まれました。立春、夏至、秋分…などで知られる二十四節気(にじゅうしせっき)を、さらに約5日ずつの3つに分けて、季節の移り変わりを感じる名前がつけられています。日本では、江戸時代の「本朝七十二候」、明治時代の「略本歴」など、いくつかの異なる七十二候が作られてきました。

「やまとの季節 七十二候」では、保山さんが記録してきた奈良県各地の映像から、いまの「やまと」の暮らしの中で、季節のうつろいを実感できる映像を選び出し、オリジナルの名前を添えて紹介しています。奈良を愛する方々に…これから奈良に出会うであろうすべての方々に…こころを込めてお届けしています。

 


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■ コメント(20)
  • 野尻恭子

    2020年05月20日 16時41分

    「田の神 宿る」
    保山耕一さんが見つめる水の風景は、大和にくらす人びとの暮らし、風土に根付いたものをとりわけ美しく切り取っていて、いつも凄い❗️凄い❗️と声をあげたくなる。
    田んぼは人の手によって整えられ、米が育まれる。当たり前のようでいて、それに携わる方々の労力が無ければ廃れてしまう。田んぼが耕され水を張られ、苗が小さな時は、この地域をうつすとてつもなく大きな水鏡となる。田んぼがたくさんあればあるほど、それは大きな湖みたいだ‼️
    昼は煌めく瑞々しい緑の草花や空❗️雲❗️青空を❗️
    そして夕日の頃、田んぼがこれほどの黄金に輝くとは✨
    棚田なのですか?この煌めきが移っていく‼️そこで働く人のシルエットまで照らして。保山さんの映像はやっぱり凄い✨ぜひ、全国の方にも見て頂きたい、唯一無二の映像作家さんだと思います。

  • 荒木礼子

    2020年05月20日 17時08分

     五月も後半に入り、田植えの時期。都会の景色はコロナを封じる為にどこも変わり果てていますが米作りはいつもと同じ…毎年ワクワクしながら見ている風景の一つですが、今年はいつも通りということがただもう有り難くて涙が出そうになります。それがどんなに貴重なことか、感謝すべきことか…。
     百年ピアノが今回から又変わったのですね。田の水を照らす太陽の輝き、雲が切れたのでしょうか、水面全体に光が溢れる瞬間はそのピアノに誘われ鳥肌がたちました。
    やまとの季節七十二侯「田の神宿る」。小鳥たちの声が聞こえるこののどかで平和な暮らし、人間の営みがどうか変わることなくずっと続きますように。

  • 安藤憲一郎

    2020年05月20日 19時48分

    本当に綺麗な風景です。夕陽の当たる水田の神々しいまでの美しさは日本ならではです。またピアノの音色がシンクロして耳に心地よいこと。双方が相まっていつ見ても心が落ち着く日本の原風景ですね。
    奈良以外でもテレビで見られるように全国放送をお願いします。

  • 堀尾岳行

    2020年05月20日 21時12分

    田んぼに水が張られ、田植えの季節がやってきました。
    水田には収穫の時期まで田の神様が宿る。
    田の神様は生き物たちに水田というゆりかごを与えてくれ、
    多くの生き物たちが生活を始めます。
    水田に初夏の風が流れ、稲を育みます。
    やがて田毎に夕日が輝き、里に日暮れがやってきました。
    川上ミネさんが奏でるピアノの旋律が山里の長閑な風景を
    イメージさせてくれています。
    保山さん、今回も一編の詩のような映像を
    ありがとうございました。
    京都では関西ブロクでしか映像を見ることができません、
    できましたら全国放送をお願い致します。

  • 荒木千笑子

    2020年05月20日 21時28分

    腰を屈めて農作業するシルエットに、ミレーの「落ち穂拾い」を連想しましたが、これは正に今から成長していく苗つけで、生命力や希望を感じます。
    整然と植え付けられた青田が黄金に光る瞬間を捉えたところが、神さまが宿る という表現にぴったりです。
    とても美しい景色を見せて頂き ありがとうございました。

  • 綾部収治

    2020年05月20日 22時19分

    黄金色に輝く水鏡、素晴らしい!明日香村の稲渕の棚田でしょうか?秋には神様が黄金色の稲穂を付けてくれるはずです。心落ち着かない世の中ですが、この映像を全国の皆さんに観てもらい、安らいで頂きたいと思います。

  • 大井泰子

    2020年05月21日 00時16分

    毎回保山さんからのお知らせでスマホで拝見しています。全国放送にしていただきたいと節に願います。
    奈良を愛する方々に。
    これから奈良に出会うであろうすべての方々に心を込めてお届けしていますとありますが、奈良なびでしか見れないのでは、伝わりません。是非是非よろしくお願いいたします。

  • 宮原 麻美

    2020年05月21日 01時21分

    日本人にとって、田んぼの四季の情景というのは、心の奥底まで潤してくれるものなのだなぁ…とあらためて思いました。とりわけ、田植えをする人には、神々しささえ感じます。それは、大きな自然に対して、畏敬の思いを抱きつつ、無心な祈りの心で田と向き合っていらっしゃるからかもしれません。
    突然涙がこみ上げてきそうになり、この感動の源は?とふと立ち止まれば、
    この映像を撮っていらっしゃる保山さんの、純粋な心の動きが映りこんでいるから、ミネさんの、ピアノから生まれる一音一音の、儚くも豊かな響きが澄んでいるから…そう思わずにはいられないのです。

  • 青井三保子

    2020年05月21日 01時25分

    母の実家は農家で、農作業を身近に見ながら育った。米一粒をも大切にすることをやかましく躾けられる。苗代を作る時、田の神さまにお花をお供えしていたこと。田植え、草取り・・・・・
    保山さんの映像に、昔を懐かしく思い出しています。
    農作業は、祈りと共にある。自然と共にある。
    大切なことを伝えてくださっています。
    保山さんの映像に感謝!放送に感謝!!
    ありがとうございました。

  • 坂井節子

    2020年05月21日 07時17分

    私の住む地も十日くらい前からカッコウが鳴き出し それは田んぼ作業が始まる合図とか。『田の神 宿る』米農家さんの身を屈めた重労働に感謝しながらも、どこか心落ちつく風景です。充分に水をたたえた初夏の田んぼに 水色の雲が映り 白く光り 里山が映る。広い田んぼにポツネンと一人。移動の毎に足元の水の輪が広がり、驚くほど美しい構図が描き出される。小さな苗の並び方も手作業のあたたかみを感じます。
    日没が近づき 黒い陰を伸ばす田、オレンジに輝く田、刻々と変化する美しい田植えの一日が川上ミネさんの慈しみのある音色に包まれました。山の端を赤く染め 一日を見守った陽が沈みます。日本人ならいつかどこかで見慣れた風景が これほどまでに素晴らしいことを二分に満たない映像詩で感じさせて頂きました。

  • 加代子

    2020年05月21日 10時45分

    前半の青い空、風にそよぐ早苗の黄緑、等の有色の日常から
    後半は金色と無彩色の驚くべく輝きの世界。
    チリチリチリと金粉が広がっていく様な田の様子に
    鳥肌が立ちました。
    子供のころには見慣れていたた田植えですが
    こんな豪華な世界があったとは驚きです。
    わずかな人しか知りえない瞬間なのでしょう。
    特別な人しか映像に残せないと思われます。

  • 2020年05月21日 11時17分

    『田の神 宿る』
    水田の鏡にこの時期、空や山や夕日が写り込みます。保山さんにとって何より大切な美しい季節です。
    黄金色に染まる水田で、人はひたむきに仕事を続ける、神に守られて。その輝きが胸を熱くします。
    いつも感動をありがとうございます。

  • 長尾 美和子

    2020年05月21日 11時48分

    今回も素敵な映像をありがとうございます。
    日本の原風景…棚田。
    広い空や雲が田んぼに映り込みのどかな風景が。日が傾き、田んぼや農作業をするかたを神々しく輝かせる。
    本当に神が宿っている!
    ミネさんのピアノと保山さんの映像に神が宿っているって感じました。
    是非、多くのかたに見ていただきたいと思います。

  • 佐々木美保子

    2020年05月21日 18時16分

    いつも素晴らしい作品を見せていただきまして、ありがとうございます。
    水が張られた田んぼに植えられた稲、水面には周りの風景が写り、鷺が虫をついばんでいる、のどかな田園の風景に人々の営みを感じます。
    夕刻になるとその風景が一転して、沈みゆく太陽の光が反射して水田が宝石のように輝き、神の宿る世界へと変わっていく、その変化の素晴らしさ、神の恩恵により生かされているありがたさを心から感じる映像に心が揺さぶられます。川上ミネさんのメロディーも美しく、映像とビタリとマッチして、うっとりします。
    これからもまだまだ社会状況は厳しいでしょうが、これだけ素晴らしい映像を見せていただけると、神を信じて、人の力を信じて前を向いて歩む勇気が出ます。
    多くの人がこの感動出来る味わえるように、どうぞ放送範囲を広げてください。お願いします。

  • 釘谷洋子

    2020年05月21日 21時43分

    穏やかなピアノの音色
    夕陽に包み込まれるように、一本一本苗を植えていかれる。なんとも言えず愛情深い風景です。
    水鏡に黄金の輝きがザーッと走った時、思わず声を出してしまいました。
    生まれた土地で、迷うことなく田を耕し、米を作り続けて一生を送られるお年寄りにお会いすると、「生きる」ことの原点を教えて頂く気がします。故郷に根を張り、風習を受け継ぎ、大切に守り繋いでゆく。そんな土地や人の心に神様が宿られるのかもしれません。
    保山さんの映像、ミネさんのピアノにも神様が宿っておられる。
    そしてミネさんご自身の美しさにも心奪われました。

  • Hisako

    2020年05月21日 22時04分

    煌めく光に呼応する川上ミネさんの音色、色彩、宝物のようです。田植えする方、音楽を奏でる方、そして撮影している保山さん、全ての方の愛情が溢れています。だから私達は幸せを感じるのです。
    日本に暮らしていることを誇りに思います。
    この素晴らしい映像が、全国の方々に届けられる日の近いことを願ってやみません。

  • T.Murata

    2020年05月22日 01時28分

    黄金に輝く田は正に「田に神宿る」です。
    日本人の忘れてゆく原風景。それを拝見できて感謝です。

  • 田中弘子

    2020年05月23日 01時17分

    山から神様が降りてみえて
    田の神様になられる
    神様から授けて頂いた稲穂が 又新しい命として
    私たちの命の根として繋がっていく
    お日様を浴び 風や 空から命の水が降り注ぎ 早苗の緑色の田から
    秋には黄金色の田に…
    ずっと田の神様が お守り下さっていますね
    どうか 良いお米が 育ちます様にとお祈り致しました
    早苗の頃に 田の水面に…キラキラ輝く月の光が美しくて見とれていたら蛍が飛んでいた事を思い出しました…
    懐かしい 日本の風景に 心癒され 幸せな気持ちになります
    今週も素晴らしい映像とピアノの音色を有難うございました
    どうか
    多くの方々に 全国放送で見て頂けます様にと…願っております
    宜しくお願い致します

  • 松元智恵子

    2020年05月23日 07時41分

    『やまとの季節 七十二候』毎週楽しみにしています。百年ピアノに命を吹き込み蘇らせ優しい旋律を奏でてくださるミネさん。見過ごしてしまう風景に魂をギュッと捕まれたように気づかせ感動を与えてくださる保山さんの映像詩。今まで田に水が引かれたその水面に気をとめる事などなかった。のどかな風景ぐらいの感覚だった。夕暮れに煌めき輝く田には、神が宿っている。稲が伸び緑一面の海が、やがて黄金色の海となる。豊な恵みを与えて下さる。美しいやまとの風景。2分と満たない映像詩に感謝いたします。是非全国ネットで拝見したいです。願わくば春夏秋冬完結編の七十二候総集編を是非是非企画ご検討下さい。

  • kayu

    2020年05月26日 14時10分

    春が過ぎ、田に水が入ると、活き活きとした風景になりますね。爽やかな風が頬を撫でる季節、神様も田に降りて来られること、映像で実感しました。神々しく黄金に輝く田を、
    田植えの季節に初めて見ました。素晴らしい!!
    ぜひ、全国放送をお願いします。