やまとの季節

2020年03月25日 (水)

やまとの季節 七十二候「春風にかたくりゆれて」

「ならナビ」3月25日放送 

映像作家・保山耕一さんが、NHK奈良放送局「ならナビ」に、「やまとの季節 七十二候」をテーマとした極上の映像詩を届けてくれています。音楽は、スペインで活躍するピアニスト・川上ミネさんが、奈良で100年近くの時を刻んできたピアノで、オリジナル楽曲を奏でています。 


やまと七十二候「春風にかたくりゆれて」 春分


保山耕一

世界遺産などの撮影で活躍してきたフリーTVカメラマン。「奈良には365の季節がある」をテーマに奈良県各地で、日々、奈良の空や光、花、月、社寺、などを撮影し、SNS発表・上映会を続けている。

川上ミネ

スペインと京都を拠点に活動しているピアニスト・作曲家。「ラジオ深夜便・ピアノが奏でる七十二候」、Eテレ「やまと尼寺精進日記」などの音楽を手がけている。昨年、春日大社奉納演奏会を機に保山氏と出会い、「こころの時代」でコラボレーション。2019年秋から「やまとの季節 七十二候」の新たな作曲・演奏をスタート。

奈良女子大学・100年ピアノ

創立110年を経た奈良女子大学記念館(重要文化財)の2階・講堂で静かな時を刻み続けている「百年ピアノ」。大学の前身である奈良女子高等師範学校の創立当時(明治42(1909)年授業開始)に購入され、戦後永らく倉庫に眠っていたもので、平成15(2003)年に学内で再発見。平成17年11月に無事修復を終えたピアノは、かつて置かれていた講堂に戻され、ふたたび美しい音色を奏でるようになりました。


 七十二候 について

七十二候(しちじゅうにこう)は、古代の中国で生まれました。立春、夏至、秋分…などで知られる二十四節気(にじゅうしせっき)を、さらに約5日ずつの3つに分けて、季節の移り変わりを感じる名前がつけられています。日本では、江戸時代の「本朝七十二候」、明治時代の「略本歴」など、いくつかの異なる七十二候が作られてきました。

「やまとの季節 七十二候」では、保山さんが記録してきた奈良県各地の映像から、いまの「やまと」の暮らしの中で、季節のうつろいを実感できる映像を選び出し、オリジナルの名前を添えて紹介しています。奈良を愛する方々に…これから奈良に出会うであろうすべての方々に…こころを込めてお届けしています。

 


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■ コメント(13)
  • 荒木千笑子

    2020年03月25日 14時35分

    優しい映像と調べですね~。
    風に揺れる小さなかたくりの花。水滴が落ちて 広がる波紋。地球は、生きてるな~と感じました。
    水滴のきらめきは、宝石のように綺麗です。
    今週もありがとうございました。

  • 堀尾岳行

    2020年03月25日 15時13分

    春一番に咲くカタクリ、樹々が葉を広げる前に思いっきり春の太陽を浴びて
    大きな花を咲かせる、スプリングエフェメラル(春の妖精)と呼ばれ
    夏になれば葉が枯れて休眠してしまいます。
    山里の人々の生活のすぐ近くで咲いていたのですがすっかり減ってしまいました。
    そのはかなさを保山耕一さんの映像から感じることが出来ます。
    樹々の間から差し込む光が花に当り、春のやわらかい風にカタクリが揺れる
    そのさまを川上ミネさんのピアノ演奏が奏でて素晴らしい映像詩になりました、
    ありがとうございます。

  • 荒木礼子

    2020年03月25日 19時21分

    桜が咲く頃にカタクリの花も開くのでしょうか。
    繊細な花びらが震えるように風に揺れて初々しいことこの上ない姿。これもやまとの春の色なのですね。
    万葉集の中に大伴家持のカタクリの歌が一首あるというので調べてみました。
    「もののふの 八十娘子(やそおとめ)らが 汲み乱(まが)ふ寺井の上の 堅香子(かたかご)の花 」   
     泉に水を汲みに乙女達がやってきて、そのそばにカタクリの花が咲いている。なんと美しいことか、という歌だそうです。
    春の水は命の水…その恵みによって草も木も生き物は皆育つことができ、命を繋いでいくことができる。
    ミネさんのピアノの音が水辺の草から滴る一粒一粒の清らかな水玉のように感じました。
     「やまとの季節七十二侯」は心のお薬。渇いた私たちを今日も潤してくれました。
    保山さん川上さん、そしてNHK奈良の皆様、こんな状況の中ですが、こんな状況だからこそ、どうか頑張ってこの映像詩を放送し続けてくださるよう、心からお願い申し上げます。

  • 青井三保子

    2020年03月25日 19時49分

    この時間、凝縮された保山耕一さんの映像を見せて貰えることを楽しみにしています。間に合わなかった時、アップされたものを観れるのもうれしい!
    大きな画面で観たい・・・
    「奈良ナビ」の放送に感謝ですが、関西一円、全国的
    に放送していただければうれしいです。
    よろしくお願いします。

  • 安藤憲一郎

    2020年03月25日 20時30分

    カタクリの花ってかわいいですね。でも、今では自然のものが減ってきているとか。自生しているものを探して撮影されている映像はとても貴重です。奈良に限らず日本中で減っているので守っていかないと絶滅する花があることを全国放送で知らせて下さい。

  • 坂井 節子

    2020年03月25日 21時14分

    都会育ちの私はカタクリの花を初めて見たのは40歳を当に過ぎてからのことでした。
    何と不思議な咲き方をする花かと しげしげと覗き込みたくなります。仄かな薄紫色の花弁はやさしい春の陽をさずかり 精一杯咲いているように見えます。
    静かな集落にも一歩々春に近づき 里山の木々の色もあたたか味を帯びてきましたね。
    苔から滴る水玉は我先にと美しすぎる波紋の中に転がり消える。保山さんのレンズに捉えられると水玉は極上の輝きを纏うのです。
    本日は宇陀市向渕の一分半を楽しませて頂き有難うございました。 

  • 釘谷洋子

    2020年03月25日 23時17分

    自生のカタクリ、色がとても濃い。それに茎の色も紫色なんですね。姿も品があって美しい✨ 大切に守ってあげたいですね。
    水紋の上を踊る水の玉が妖精に見えました。
    ありがとうございました

  • 田中弘子

    2020年03月26日 00時44分

    何十年も前に かたくりの花を見るために 三重県の藤原岳に登った事を思いだしました…かたくりの花を山の中で初めて見て 可憐な姿でありながら 生命力の様な…力強さと 神々しさを感じた覚えがあります 今も 咲いているのかなぁ?と ふっと昔の思い出に浸ってしまいました
    かたくりの花弁がゆらゆら 春の風に揺れて…それでも地面にしっかり根を張って
    咲いている姿… 可憐な花から 人間が学ぶ事がたくさんあります…
    柔らかそうな苔から…ポタン ポタンと水滴が落ちる様子は
    ポロン

  • 岡前佳津子

    2020年03月26日 12時48分

    可憐で可愛いカタクリの花。この花が好きです。久しぶりに外に出て山歩きがしたくなりました。
    川上ミネさんの奏でるメロディと保山さんの映像に心温まりました。ありがとうございます。

  • 2020年03月26日 20時47分

    『春風にかたくりゆれて』
    早春の里山に、そっとはかなげに咲くかたくり。
    花弁を揺らし下を向く可憐な妖精。
    苔を濡らす清浄な山水は、波紋や水玉を見せあらゆるものを浄化していく。
    ミネさんの音色はひたむきで美しいです。
    この映像詩を全国の皆さんに配信お願い致します。

  • matsumori

    2020年03月27日 10時51分

    陽光浴びて春風にカタクリが風に揺られていますね。水も温んで気持ちも和む風景です。

  • 佐々木美保子

    2020年03月27日 11時41分

    かたくりの花、清楚で可憐な姿に心の底から癒やされます。自然の花の色合いの美しさ、水や空の雲や日の光の輝き、保山さんでしか表すことのできない極上の美の世界。そこに川上ミネさんの澄んだきれいなメロディーが流れ、言葉にできないくらいの満ち足りた気持ちになります。
    いつも素晴らしい時間をありがとうございます。欲をいえば私もテレビの画面で見せていただきたい、そしてより多くの人とこの素晴らしい時間を共有したいです。放映地域の拡大、ぜひよろしくお願いします。

  • 高橋 和子

    2020年03月31日 10時54分

    保山さんの映像は色彩が豊かで好きです。水滴ひとつにまで撮影者の慈しみが感じられます。昨日から不安になるような報道が飛び交い、心を落ち着かせたくて見ました。穏やかな川上ミネさんのピアノとのハーモニーで静かな気持ちになりました。ありがとうございます。