やまとの季節

2020年03月04日 (水)

やまとの季節 七十二候「月ヶ瀬の春寒く」

「ならナビ」3月4日放送 

映像作家・保山耕一さんが、NHK奈良放送局「ならナビ」に、「やまとの季節 七十二候」をテーマとした極上の映像詩を届けてくれています。音楽は、スペインで活躍するピアニスト・川上ミネさんが、奈良で100年近くの時を刻んできたピアノで、オリジナル楽曲を奏でています。 


やまと七十二候「月ヶ瀬の春寒く」 雨水


保山耕一

世界遺産などの撮影で活躍してきたフリーTVカメラマン。「奈良には365の季節がある」をテーマに奈良県各地で、日々、奈良の空や光、花、月、社寺、などを撮影し、SNS発表・上映会を続けている。

川上ミネ

スペインと京都を拠点に活動しているピアニスト・作曲家。「ラジオ深夜便・ピアノが奏でる七十二候」、Eテレ「やまと尼寺精進日記」などの音楽を手がけている。昨年、春日大社奉納演奏会を機に保山氏と出会い、「こころの時代」でコラボレーション。2019年秋から「やまとの季節 七十二候」の新たな作曲・演奏をスタート。

奈良女子大学・100年ピアノ

創立110年を経た奈良女子大学記念館(重要文化財)の2階・講堂で静かな時を刻み続けている「百年ピアノ」。大学の前身である奈良女子高等師範学校の創立当時(明治42(1909)年授業開始)に購入され、戦後永らく倉庫に眠っていたもので、平成15(2003)年に学内で再発見。平成17年11月に無事修復を終えたピアノは、かつて置かれていた講堂に戻され、ふたたび美しい音色を奏でるようになりました。




 

七十二候 について

七十二候(しちじゅうにこう)は、古代の中国で生まれました。立春、夏至、秋分…などで知られる二十四節気(にじゅうしせっき)を、さらに約5日ずつの3つに分けて、季節の移り変わりを感じる名前がつけられています。日本では、江戸時代の「本朝七十二候」、明治時代の「略本歴」など、いくつかの異なる七十二候が作られてきました。

「やまとの季節 七十二候」では、保山さんが記録してきた奈良県各地の映像から、いまの「やまと」の暮らしの中で、季節のうつろいを実感できる映像を選び出し、オリジナルの名前を添えて紹介しています。奈良を愛する方々に…これから奈良に出会うであろうすべての方々に…こころを込めてお届けしています。

 


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■ コメント(22)
  • 堀尾岳行

    2020年03月04日 14時47分

    月ヶ瀬梅林にウグイスの囀りが響き、川霧が名張川にたなびくと月ヶ瀬に春が訪れます。
    朝陽に照らされて梅の花が恥じらい気味に開き「おはようさん」と言っているようです。
    月ヶ瀬梅林は梅の産地、紅花染で使われる烏梅が作られている所でもあります。
    この烏梅が東大寺修二会で使われるツバキの造花の和紙を染めるのにも使われるとか、
    香り漂う梅が花を愛でるだけでなく、月ヶ瀬漬けや梅干し、梅酒にも使われ、
    悠久の歴史を刻む修二会に色を添えていると思うと改めて梅に感謝ですね。
    朝陽が差す梅林のきらめきを川上ミネさんのピアノが綴っているよう、
    保山耕一さんの映像と相まって一編の詩ができあがりました。
    今回も素晴らしい映像詩をありがとうございました、次回も期待しています。
    NHK WORLD JAPANでの取り上げありがとうございました、
    奈良の四季の移り変わりを世界へ発信頂きより多くの方へ素晴らしさをお伝え下さい。

  • 永井有子

    2020年03月04日 19時24分

    「月ヶ瀬の春寒く」を拝見しました。
    紅梅・白梅が咲き誇り、雲や霧が辺りを覆う風景。
    まるで桃源郷のような、この世ではない仙人の世界
    を感じます。

    天井へまっすぐまっすぐ伸びる無数の白梅の枝。
    こぼれんばかりに花びらを拡げ、きっと甘い香りを
    漂わせている紅梅たち。

    霧の寒さの中で少しでも太陽に届くよう、我も我もと
    空を取り合う・・そんな句を思い出しました。

    これらの梅が散るとき、
    どんな花吹雪が舞うのでしょう!
    その中に身をおいてみたい。。
    余韻のあるピアノの調べに、月ヶ瀬梅林に佇む
    姿を思い浮かべ、幸せな妄想に浸りました。

    本日も素晴らしい映像を頂き、ありかとうございました。
    月ヶ瀬の神秘、全国の皆さんにもご覧頂きたいです。

  • 青井三保子

    2020年03月04日 19時36分

    ハラハラしながら、今日は放映されるのか?
    よかった〜!
    梅の花のいろんな表情を見せて頂きました。
    保山耕一さんの梅の花。
    美しい!
    川上ミネさんのピアノ。
    美しい!
    相まって美しさを増す。
    保山さんのお話の聴き書きが無くなりがっかりしています。
    よろしくお願いします。

  • 荒木千笑子

    2020年03月04日 20時21分

    月ヶ瀬梅林に一度は、行ってみたいなと思っていましたが、こんなに人里離れた山奥にひっそりと梅が咲き誇っているんですね。
    川霧が立ち上っているのでしょうか。見せて下さってありがとうございます。川上ミネさんのピアノも素敵ですね。
    保山さんのコメントがないのが、残念です。毎回 楽しみにしていたので。再開を待ち望んでいます。

  • matsumori

    2020年03月04日 21時04分

    保山さんの映像は月ヶ瀬の梅をみごとに捉えられました。朝でしょうか霧で覆われた中に梅が徐々に見えはじめました。平地よりいつも遅い月ヶ瀬の梅です。寒さが残る月ヶ瀬の梅に川上ミネさんのピアノが流れました。あっという間のひとときでした。

  • 坂井 節子

    2020年03月04日 21時09分

    オープニングはホーホケキョ!皆が待ち焦がれた春を告げる鳥の鳴き声。
    穏やかな川の流れから朝もやが上り立ち たくさんの梅の木々にやわらかな湿り気を与える。一輪々が繊細な梅と壮観な景色を同時に堪能させて頂きました。日本全国に梅林は数あれど 山の斜面を覆い尽くし自然と一体となった美しさを持った所は初めて知りました。
    梅の開花を寿ぐような川上ミネさんの軽やかな調べがさらに風景を心地よいものにさせ
    ます。
    関東の人はおそらく月ヶ瀬梅林の名を知らない方が多いのでは。壮大な梅林の名が是非
    全国区になって欲しいと願わずにはいられません。

  • 大橋 良子

    2020年03月04日 21時12分

    旅先の宿泊場所にあるテレビで偶然、見させて頂きました。
    短い映像でしたが、奈良の美しさが滲み出てくる映像でした。

    「観光」は「光を観る」と書きますが、まさにそんな美しい光を観たような映像で、まだまだ奈良には美しい場所がたくさんあることを知りました。

    また、来たいと思います。
    ありがとうございました。

  • 井元路子

    2020年03月04日 22時14分

    淡い水彩画のような月ヶ瀬梅林、とても幻想的で良かったです。毎回本当に短い時間で至極の風景を見せていただいてます。ありがとうございました。次回もたのしみです!

  • 野尻恭子

    2020年03月04日 22時48分

    月ケ瀬梅林は有名ですが、行ったことは無くて、こんなに高い所にあるとは知りませんでした。
    奈良は花木が山を覆いつくす名所が多いのですね。
    まるで桃源郷のようです。
    梅の木は枝が空に向かってすっと手を伸ばすように伸び伸びとして、まあるい形になる。
    木、それぞれの花の色に個性があって、林となって群れをなしても、それぞれの美しさを誇っているように見えます。
    今年の春がやってきましたね。保山さんの番組が関東でも見られるようになるといいなぁと期待しています。

  • 佐々木美保子

    2020年03月04日 23時04分

     可愛いウグイスの鳴き声で始まった今回の映像、思わずニッコリ。月ヶ瀬梅林の美しく幻想的な風景、可愛らしい梅の花、自然の魅力に心が和みます。
     保山さんの心がこもった映像と川上ミネさんの澄んだメロディーが、より自然の美しさを際立たせて、私達の心に安らぎの一時を運んでくださいます。
     いつも素晴らしい作品をありがとうございます。
     騒がしい世の中、心癒され明日へ向かう力が出る保山さんの映像を今こそ多くの方に知っていただきたいです。是非、より広い範囲での放送をお願いします。

  • さくら

    2020年03月04日 23時09分

    保山さんが伝えたい映像が伝わってくる映像でした。梅のキラキラ輝いて良い香りが伝わってきます。月ヶ瀬梅林は本当に静かな所で大好きな所です。鳥のさえずりを聴きながら梅。本当に心が落ち着けるひとときです

  • 松元 智恵子

    2020年03月05日 02時15分

    鴬の鳴き声に始まり、月ヶ瀬梅渓に吹く風のように流れるピアノのしらべ。風は冷たくとも日差しいっぱい浴びて咲き誇る梅の花達。初春にぴったり。人間界はコロナウイルス感染拡大に怯える日々が続いていますが、必ず春がやってきます。保山さんの映像詩と川上ミネさんのピアノのしらべに癒されました。ありがとうございます。他県につき、全国ネットで見てみたいです。どうぞ宜しくお願い致します。

  • 田中弘子

    2020年03月05日 02時29分

    月ヶ瀬の梅林…
    細い枝いっぱいに 花を付けて 一生懸命に咲いている姿が愛しく感じます遠くの山並み 川の流れ 雲? 霧? まるで物語を見ている様です…
    春の冷たい風に 花びらを揺らしながら…咲く梅の花が
    人の姿の様にもみえました…
    毎週…奈良の美しい景色に癒されています
    保山さんの素晴らしい映像とミネさんのピアノが奏でる
    やまと七十二候を いつも三重から関西ブログで見せて頂いております
    どうか全国の方々にも見て頂けます様…全国放送して頂ければと願っております 宜しくお願い致します

  • ふく

    2020年03月05日 08時41分

    桃源郷…そんな言葉が脳裏に浮かびました。春霞のなか夢見るように咲いている梅たち。香りまでけぶるようです。
    時間の流れまで違うような、この梅林の景色の中に自身の身を置くイメージを夢想しました。こんな風景のなかにいるのは、どんな気分なのでしょうか? ブログで読みたかったです!

  • 2020年03月05日 10時23分

    『月ヶ瀬の春寒く』
    渓谷を名張川が滔々と流れ、薄雲たなびき梅満開。
    近頃 桜より梅が好き、ふくいくとした甘い香り、寂しげな風情が。
    ミネさんの梅への想いが伝わります。
    保山さんいつも素晴らしい映像詩をありがとうございます。
    この雄大な風景を全国放映していただけるようよろしくお願い致します。


  • 馬場 勝也

    2020年03月05日 12時28分

    朝霧の中の月ヶ瀬の梅、あまりの美しさに感動しました。先週、この目で見てきたのですが、肉眼で見たのと比べものになりません。「御無理なさらないように」と申し上げたいのですが、これからも感動的な映像を楽しみにしています。

  • 安藤憲一郎

    2020年03月05日 12時52分

    毎回このコーナーを楽しみにしています。今回は春の訪れを教えてくれる梅の花ですね。また優しい映像ですね。撮影される方の気持ちが優しいのでしょうね。雲海の中の梅の花も綺麗ですが、光の中の梅もなんとも可愛いです。もっと多くの方、全国の方が見られるようにお願いします。

  • S.A

    2020年03月06日 02時08分

    毎週HP更新を(遠方から)楽しみにしています。美しい山々と谷と靄は、昨年奈良に旅行に行った時に、印象深かったのでした。まだ寒い大気と梅。この景色に紛れ込むような気がします。不安なニュースが続きますが、この番組を拝見すると心が休まります。全国放送のテレビで見せていただきたいです。

  • 宮原 麻美

    2020年03月06日 04時03分

    うっとりと、霧の中…月ヶ瀬の梅林の世界に、静かに溶けていくミネさんのピアノの音色に、ただ、心地よく身を委ねていました。
    保山さんの映像は、すっきりと冴えた味が際立っていて、世俗の欲を感じないのです。だから、自然は惜しみなく美しい姿を見せてくれるのでしょう。
    ちまたでは、新型コロナウイルスへの不安と恐れで、人々の心が固く縮こまっているような気がします。この映像詩を受けとめ、やっと息ができ、前に進めるような気がしています。

  • 武田和子

    2020年03月06日 19時37分

    月ヶ瀬梅林の静かな風景。
    つつましい梅の様子、染み入るような美しさです。
    実はこの春、鳥梅に興味があり、一番良い季節に伺う予定にしていました。
    時世柄、奈良行きを断念したので、大和の季節七十二候で月ヶ瀬梅林を取り上げて下さりとても嬉しいです。
    来年のシーズンには必ず伺いたいとこちらの美しい映像を見て気持ちを新たにさせて頂きました。

    いつもりがとうございます。
    心より感謝しています。

  • 井村秀雄

    2020年03月07日 00時05分

    「年年歳歳花相似たり歳歳年年人同じからず」無常であるがゆえに、美しいと感じられるのかもしれませんね。そのほんの一瞬に命を燃やそうと映像を通して思いました。故人は、その時その場で何を思っていたのでしょうか?過去それとも未来?

  • 荒木礼子

    2020年03月16日 01時38分

    『やまとの季節七十二侯』今週の舞台は月ケ瀬。
    輝く水面を借景にスケール大きく拡がる山々、そこを紅白の梅の花が幾重にも淡く濃く染め上げて、本当に美しいところですね。こちらがたいへん古くから奈良の名勝地であることも今回初めて知りました。いつか行ってみたいところがまたどんどん増えていきます…
     今は奈良のテレビでしか見られないけれど、令和の時代の記念碑のような、未来永劫残していただきたい貴重な芸術作品群だと思いますので、いつか全国の方々にもテレビでご紹介してくださるよう願っています。