やまとの季節

2020年03月11日 (水)

やまとの季節 七十二候「二上山に日が落ちて」

「ならナビ」3月11日放送 

映像作家・保山耕一さんが、NHK奈良放送局「ならナビ」に、「やまとの季節 七十二候」をテーマとした極上の映像詩を届けてくれています。音楽は、スペインで活躍するピアニスト・川上ミネさんが、奈良で100年近くの時を刻んできたピアノで、オリジナル楽曲を奏でています。 


やまと七十二候「二上山に日が落ちて」 啓蟄


保山耕一

世界遺産などの撮影で活躍してきたフリーTVカメラマン。「奈良には365の季節がある」をテーマに奈良県各地で、日々、奈良の空や光、花、月、社寺、などを撮影し、SNS発表・上映会を続けている。

川上ミネ

スペインと京都を拠点に活動しているピアニスト・作曲家。「ラジオ深夜便・ピアノが奏でる七十二候」、Eテレ「やまと尼寺精進日記」などの音楽を手がけている。昨年、春日大社奉納演奏会を機に保山氏と出会い、「こころの時代」でコラボレーション。2019年秋から「やまとの季節 七十二候」の新たな作曲・演奏をスタート。

奈良女子大学・100年ピアノ

創立110年を経た奈良女子大学記念館(重要文化財)の2階・講堂で静かな時を刻み続けている「百年ピアノ」。大学の前身である奈良女子高等師範学校の創立当時(明治42(1909)年授業開始)に購入され、戦後永らく倉庫に眠っていたもので、平成15(2003)年に学内で再発見。平成17年11月に無事修復を終えたピアノは、かつて置かれていた講堂に戻され、ふたたび美しい音色を奏でるようになりました。



 

  七十二候 について

七十二候(しちじゅうにこう)は、古代の中国で生まれました。立春、夏至、秋分…などで知られる二十四節気(にじゅうしせっき)を、さらに約5日ずつの3つに分けて、季節の移り変わりを感じる名前がつけられています。日本では、江戸時代の「本朝七十二候」、明治時代の「略本歴」など、いくつかの異なる七十二候が作られてきました。

「やまとの季節 七十二候」では、保山さんが記録してきた奈良県各地の映像から、いまの「やまと」の暮らしの中で、季節のうつろいを実感できる映像を選び出し、オリジナルの名前を添えて紹介しています。奈良を愛する方々に…これから奈良に出会うであろうすべての方々に…こころを込めてお届けしています。

 


【関連コンテンツ】

ラジオ深夜便【聴き逃し】発掘された千年のオカリナとピアノ 春日大社創建1250年

こころの時代 こころの時代~宗教・人生~ 命の輝きをうつす 

NHK World JAPAN Praying for Flowers, Praying for Life Hometown Stories


【お知らせ】みなさまから心のこもったコメント投稿を数多くいただき、誠にありがとうございます。担当者一同、こころの励みとさせていただいております。関西ブログの投稿管理は、新しい記事の準備~公開作業とあわせて行っております。原則的には「新記事公開日に、前週投稿いただいたコメントをまとめて公開する」という運用です。その週のうちに公開できることもあるのですが、普段はお待たせしてしまうことが多いかと思います。どうかご理解のうえ、新しい記事公開とあわせてお楽しみいただければ幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

■ コメント(17)
  • 荒木千笑子

    2020年03月11日 17時06分

    川上ミネさんのゆったりしたピアノの調べは、大きな夕日が二上山の山影に ゆっくりと姿を隠していく様にぴったりです。
    すっかり夕日が沈んだ後、ふもとの家の灯りは、星ぼしのようにキラキラしていて、人の営みがそこにあることが愛しく感じられます。
    三輪神社の鳥居から見た構図が、素敵ですね。今週もありがとうございました。

  • 永井有子

    2020年03月11日 19時25分

    二上山に日が落ちて を拝見しました。
    世間が騒がしい中でも、今日も奈良にいて美しい夕暮れの映像を拝見できる、これ以上の幸せがあるだろうか、と思います。

    春を告げるひばりのさえずり、そよぐ風、充実した一日が過ぎ、燃えるような夕陽に、明日へのエネルギーを頂きました。

    今日は3月11日。
    しめ縄のあいだに覗く三日月は、多くの人が捧げた祈りだとも感じます。
    どうかすべての民にしあわせな夕べが訪れますように。

    この奈良の厳粛な映像が、全国の視聴者の心を癒すことができますように。

  • 坂井 節子

    2020年03月11日 21時11分

    梅にウグイス いやっ白梅にスズメ。体をほっこり膨らませてよく見れば可愛らしい。
    平和で長閑さを絵に描いたようです。池を輝かせた太陽が今日も二上山沈んでいきますね。まるで住処に帰るよう。空を真っ赤に染める夕焼けの美しさに圧倒されてしまいます。
    奈良に生まれ大阪で育った友人がランドマークの二上山が大好きだと話していました。奈良入門者から最近初級者にUPした私も(勝手に自負して)二上山、大和三山、生駒山を指呼することができるようになりました。
    山好きグループの知人達からは最近関西の低山病になっていないかとからかわれていますが保山耕一さんの撮られる美しい奈良の景色を関東圏の皆様にも見て頂きたいとそんな気持ちになっています。

  • 高橋 和子

    2020年03月11日 21時18分

    無事に一日を終え、静かな眠りにつける事が本当にかけがえのない物だというのを震災9年目の今日改めて思います。目には見えない何かに、感謝の気持ちで手を合わせたくなる映像と音楽です。ありがとうございます。

  • 田中弘子

    2020年03月12日 00時29分

    満開の梅の枝にとまる 鳥のさえずり この花の蜜は甘いよ…と お喋りしている様です
    穏やかな春の映像に心が癒されます
    山に日が落ちてゆく 空の色は 刻々と変化して言葉にならない美しさで…
    …見とれてしまいました
    夜空には優しい光りのお月様…
    桧原神社様から見える 煌めく町の灯り…
    保山さんの映像を見せて頂いていると
    こんなに穏やかな優しい気持ちになれる… こんなに綺麗な空の色がある…
    今 世の中が不安にかられている時だから…こそ
    本当に素晴らしい映像を全国の方々に見て頂きたいと思っています
    今夜の映像には美しさの中に…今のこの世の中が良くなります様に…と
    祈りを感じました 心安らかに穏やかに過ごせる日が一日も早くきます様に…
    毎週水曜日を楽しみにしております
    保山さんの映像にまつわるコメントも楽しみにしておりました…
    又コメントも再開して頂ければと願っております
    宜しくお願い致します

  • 2020年03月12日 01時02分

    『二上山に日が落ちて』
    お彼岸の頃の、二上山馬の背の落日。こんなにも神秘的で美しい。
    古代より人々は手を合わせ祈ってこられたことでしょう。
    ミネさんのピアノが自然に相まって素晴らしかった。
    保山さん感動をありがとうございます。
    全国の皆さんにこの映像詩をぜひ見ていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。


  • 安藤憲一郎

    2020年03月12日 12時50分

    花が咲き鳥が歌う。もう春ですね。また夕日の沈む様子が綺麗。明るい昼間と薄暗い夕方の組み合わせがまたまた綺麗。綺麗なだけでなく最後に出てくる祈りの風景が良いですね。神社と夕景と街の煌めきになんだか涙が出てきました。

  • 堀尾岳行

    2020年03月12日 13時23分

    一筆啓上仕り候ホオジロ囀る三輪山の麓、
    春の日差しキラキラ輝く水面にオオバンが飛び込む、
    山の辺道は二上山に落ち行く夕日を眺める絶好の場所です。
    落日を見ていると山越阿弥陀の世界、極楽浄土へ誘うかのようです。
    川上ミネさんのピアノが一日の終わりを奏で
    保山耕一さんの映像と共に素晴らしい映像詩になりました。
    NHK WORLD JAPANでのご紹介ありがとうございます。
    できましたら関西全域での放送を期待致しております。

  • 佐々木美保子

    2020年03月12日 21時26分

    「二上山に日が落ちて」、何と美しい、心癒される映像でしょう。
    いつも珠玉の作品を届けていただき、ありがとうございます。
     夕焼けの光景を見るたびに1日を無事終えた大きな安堵感に包まれます。それが保山さんの撮られた素晴らしい夕暮れの風景でしたら尚更、心が癒されます。川上ミネさんのピアノの音色、日が沈んだ後の美しいグラデーションの空の色、あまりの感動に心は大満足です。
     でも、あれ?どうして二上山に夕日が沈むのだろう、てふと疑問が。大阪側からいつも二上山を眺めている私には新鮮な感覚でした。見る場所が違えば見える景色も違ってくる。人生におこる出来事も同じかな、大変と思う出来事も違った角度から見れば、違う捉え方で越えていけるのかな、と思いました。
     これだけの感動と気付きをいただける素敵な映像、是非多くの方に向けて放送してほしいです。よろしくお願いします。

  • 武田和子

    2020年03月13日 12時26分

    私も去年歩きましたが、山の辺の道の途中、桧原神社は西を一望する眺めが素晴らしい。
    春分の季節は、日本の中のカメラマンが集まるそうですね。
    鳥居正面に見える二上山に夕日が沈む絵がとても神々しいと噂で聞きました。

    今回は保山さん映像で、二上山に落ちるスケールの大きな夕陽を見せて頂きました。
    夕焼けのグラデーションの美しさは息きも止まりそう。

    奈良に棲んでいる方々が羨ましい(^-^)
    私もそんなベストタイミングにも伺ってみたいです。

  • 島岡和代

    2020年03月14日 22時35分

    毎週水曜日の奈良ナビ「やまとの季節 七十ニ候」待ち構えて拝見させていただいています。保山さんの映像とミネさんのピアノ。たった2分間だけなのにこんなに「奈良」が表現されている。桧原神社からのこの時期の夕日、二上山に沈む夕日、それを追いかけるかのように細い細い月。山の辺の道から見た夕日の後の空の色はなんとも言えないグラデーションを見せてくれます。この素晴らしい映像と音の世界を是非、全国にも広めて頂きたいです。どうぞ、よろしくお願いします。

  • 野尻恭子

    2020年03月14日 23時44分

    二上山は私にとって特別な山です。古の万葉歌人への憧れが、奈良に惹かれた入り口だったからです。
    だから、二上山を見ると大津皇子を思います。
    二上山に夕日が沈むと大津皇子の魂があの世に帰っていく様子を連想します。非業の死を遂げた高貴な方の魂を畏れるように空が赤くなっているかのようです。
    やがて、それも鎮まりゆくかのような細い月が美しい。
    古人の息づかいがそのまま映像となって訴えかけてくるような今回の二上山。
    こんな映像が一番好きです。
    二上山の見える場所に立つと込み上げてくる感動を、そのまま届けてくれます。
    保山さんの映像を初めて見たときに、入江泰吉先生のことを思い出しました。繋がっているのだと思いました。

  • 青井三保子

    2020年03月14日 23時48分

    やまとの季節 七十二候 「二上山に日は落ちて」
    2分間に込められた思い!
    奈良を愛し、奈良を撮り続けて、わたし達の心にうるおいと、希望を与えてくれる、映像作家 保山耕一さん。どこまでも美しさにこだわる保山さんの映像と、音を追求する川上ミネさん。
    お二人の思いがわたし達の心に深く深く染み込んでいく。
    檜原神社から二上山に落ちる夕日。その後のドキッとするような夕焼けの色。
    わたしには奇跡と思える一日目の月!
    何時間もかけて撮られる映像を2分間に凝縮され、居ながらにして見せてもらえる贅沢な時間。
    奈良の素晴らしさを発信し続けておられる保山さんの映像を日本中の、世界中の人々に見てもらいたい。
    そんな思いがふつふつと湧いてくる。

  • 大井泰子

    2020年03月15日 00時16分

    やまとの季節七十二候楽しみに拝見しています❗
    どうぞこの美しい風景を全国の人に知って欲しいと思いませんか?
    どうか全国放送に格上げして頂きたいと思っています。
    よろしくお願いいたします。

  • 佐竹ゆり江

    2020年03月15日 07時52分

    目をつむるとどうしても涙が溢れてしまうのです。
    でも、ミネさんのピアノの調べが涙を救いとってくれるような。
    そして二上山のあたたかい夕陽を見つめていると心が落ち着いてきます。
    保山さんもファインダーから同じように見つめているんだろうなぁと。

  • もも

    2020年03月15日 13時16分

    感動しました。涙があふれて、なんでだろう、と?  私は奈良に生まれ、子供の頃は生駒山を見ていました。今、大阪南部、ちょうど二上山の西側に住んでいます。そして、時々、竹内峠を越えて二上山の夕日を見ることもあります。こんな素敵な映像の番組、大阪でも見れるといいなと思います。

  • 荒木礼子

    2020年03月17日 16時53分

    二上山に日は落ちて
    保山さんと川上さんの映像詩「やまとの季節」。今週は見終わって、これはお二人の祈りそのものだと感じ、その余韻の中で私も祈りを捧げたく思いました。
    自然の何気ない日々の風景に目を凝らし、耳を澄ませ、そこからのメッセージを受け取りながら祈ること。本当は人間の生活にとって欠かすことのできない心の習慣なのだと思います。
    昔はいったん疫病が流行れば、なす術も無く多くの命が失われたでしょう。人間はみんな天地(あめつち)に生かされているほんの小さな存在。悲しみと恐怖を前にただ祈ることしかできなかった長い歴史があったことでしょう。
     今はけしてそんな時代ではないけれど、日々それぞれの場所で懸命にできることをして頑張っている人に対して、今、テレビにできることは事実の報道だけではないはずです。
    お二人の映像詩はわずか二分間でも、放映されれば全国の方々に慰めと冷静さと明日への勇気を届けてくれるのではないでしょうか?やまとは日本の歴史が始まったところ。その今も昔も変わらない美しい風景の中には日本人の心を癒し、受けとめる力が宿っていると感じます。
    世界規模の危機にみまわれ、テレビのニュースの内容は暗くなるばかりですが、この「やまとの季節」は毎週更新されて、おりしもこれから桜の季節を迎えようとしています…
    全国へ向けたニュース番組の最後にささやかな励ましの時間を。
     このような前代未聞の社会情勢の中だからこそ、どうか真剣に検討してみていただきたいと心から願っております。