びわ湖マラソン

2018年02月26日 (月)

【びわ湖マラソン】Vol.2~コニカミノルタ~優勝の先に見据えるもの!

biwako_konica02.jpgびわ湖毎日マラソンを11日後に控えた2月21日、東京都日野市にあるコニカミノルタの合宿所を訪ね、野口拓也選手にお話を伺いました。

この大会は、東京オリンピックの日本代表選考会、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)への出場権がかかります。その条件の一つは、日本選手で1位から3位に入り、2時間11分以内で走ること。

ベストタイムが2時間8分59秒の野口選手がどのような意気込みでこの大会に臨むのか、私の一番の関心事でした。

「びわ湖毎日マラソンでは優勝を目指したい」。

野口選手はきっぱりと言いました。
MGC出場権獲得基準タイムよりも優勝という目標を掲げるのには、明確な根拠がありました。

2017年7月。オーストラリアで行われたゴールドコーストマラソン。
当時、野口選手は、2時間10分台を目指し初めて海外のレースに臨みました。スローペースの中でレースは進み、37キロを越えて、野口選手とケニアの選手のマッチレースに。

ラスト200mでスパートをかけて先にフィニッシュテープを切った野口選手のタイムは・・
2時間8分59秒。想定をはるかに超える大幅な自己ベスト更新でした。

「2時間8分台というタイム以上に、自分で仕掛けて優勝できたことは大きな成功体験となりました」と野口選手。

そのうえで「ゴールドコーストの経験があったからこそ、自分は勝つレースを出来るという感覚が残っているし、今、びわ湖でも優勝したいと自信を持って言える」と語りました。

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さらに、見据えているのはMGC出場権獲得の先のことでした。
「この大会に出場する選手に勝てなければMGCでも勝てないと思います」。

話を聞き進めるごとに、野口選手の掲げる高い目標に私は納得しました。

去年8月からMGC出場権獲得のレースが始まりました。
伝える側としては、つい「基準タイムを切るためには何が必要か、何人切るのか」という点に意識が行きがちです。

もちろん、見る側の関心事はその点にあるでしょうし、その視点は大切です。でも、選手一人ひとりには、それぞれが掲げる目標や明確なビジョンがあります。それを伝えることも私たちの大切な役割だと、野口選手への取材を通してあらためて気づかされました。

それと・・
新婚の野口選手。奥様はマラソンランナーとして活躍した旧姓竹中理沙さん。長距離選手の栄養管理を知り尽くした奥様の手料理も力の源となっているようです。

3月4日、是非、野口選手の走りにも注目してください。

(松山局アナウンサー・佐藤洋之)

 

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